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Windows + docker-compose + mysql で文字化けさせない方法

Last updated at Posted at 2017-08-13

WindowsVirtualBox + docker-compose + mysql という組み合わせで、
初期データの 文字化け が回避できず苦しんだが、解決できたのでメモ。

結論

mysql の文字コード指定で、

volumes:
  - "mysql.conf.d:/etc/mysql/conf.d"

の代わりに下記を指定する。

command: >
  mysqld
    --character-set-server=utf8
    --collation-server=utf8_unicode_ci
    --skip-character-set-client-handshake

つまり、commandmysqld の引数に下記を指定する。

  • --character-set-server=utf8
  • --collation-server=utf8_unicode_ci
  • --skip-character-set-client-handshake

skip-character-set-client-handshake はクライアント設定に関係なく utf8 を強制する。

これでOK。

なお、今回の件で判ったのだが Windows 環境で /etc/mysql/conf.d を使う場合は注意が必要だ。

文字化けする条件

  • Windows で VirtualBox を使っている。
  • my.cnfvolumes/etc/mysql/conf.d で渡している。
  • その my.cnf は Windows 上のファイルであり、マウント経由で VirtualBox からアクセスしている。

この場合、実は my.cnf が読まれない。

なぜ /etc/mysql/conf.d を使うとうまくいかないのか

通常なら /etc/mysql/conf.d を設定することで独自の my.cnf を配置することができるので、この機能を使って文字コード周りの設定をするのだと思う。

ただし、Windows の VirtualBox でマウントしてるディレクトリから my.cnf を提供しようとすると、簡単にはできない。

その理由が下記:

  • mysql は File の Permission が 777.cnf を読まない。
  • Windows からマウントしているディレクトリ/ファイルはすべて 777 になる。
  • /etc/mysql/conf.d で volume 指定したファイルも 777 になる。

これを指定して実行すると mysql は起動するものの、ログをよく見ると下記のメッセージが出ている。

mysql: [Warning] World-writable config file '/etc/mysql/conf.d/my.cnf' is ignored.

Permission が 777 になってたから無視したよ、という意味だ。

つまり、my.cnf を読ませるためには、マウント経由で渡す Windows 上のファイルではダメで、
何らかの方法で VirtualBox 上で作成(or コピー)したファイルを渡さなくてはならなかった、ということ。

/etc/mysql/conf.d を使いたいならどうすればいいのか

mysqlimage を直接使わずに Dockerfile を1段階噛ませて、その中でマウント経由でアクセスするファイルを VirtualBox 上にコピーしてしまえば動くはず。

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