概要
- Swiftのswitch文では、各case節やdefault節に何か1行以上処理が書いてないと文法エラーになります。
 - コメントは不可です。Objective-Cではdefault節に
// do nothing等のコメントだけ書くことも多かったと思いますが、swiftでは文法エラーになります。 - 処理は
breakやprintln、returnなどなんでもOK。とくに必要な処理がない場合は、breakを記述すると処理を変えず文法エラーを回避することができます。 Swiftではswitch文のdefault節が必須になりました。- →取りうるすべての値をカバーしていれば、default節は必須ではありません。
 - mono0926さんからいただいたご指摘をもとに、誤りを修正しました。どうもありがとうございます! 2014/08/17
 
解決法
- 処理がない場合は、明示的に
breakを書けばOK 
sample.swift
var ret = 0
switch section {
  case 0:
    ret = array1.count
  case 1:
    ret = array2.count
  default:
    break // do nothing
}
文法エラーの例
問題点
- default節に処理がない
 
エラーメッセージ
- 'default' label in a 'switch' should have at least one executable statement
 
error2.swift
var ret = 0
switch section {
  case 0:
    ret = array1.count
  case 1:
    ret = array2.count
  default:
    // do nothing
}
まとめ
- 何も処理がない場合は
breakを書けばOK - 気になる点がありましたら気軽にコメントください!