はじめに
私用の端末1台で会社と個人のGithubアカウントを分けなければいけない時が過去にあったので、備忘録としてこの記事を書いていきます。
注意点
- sshでのクローンを想定しているのでhttpsでのクローンは割愛します。(というかわからん)
- 端末でSSHについて一切設定していない場合、
~/.ssh
ディレクトリが存在しませんがそこについては別な記事で触れようと思っているので今回は割愛します。 - あとは自己責任やで!
準備
クライアント側
SSHキーの生成
ssh-keygen
コマンドを使用して、個人と会社それぞれのGithubに登録するSSHキーを生成します。
ssh-keygen
コマンドの使い方はこちらの記事をいつも参考にしてます。
別々に管理したほうがセキュリティ的にも安心できるので、分けた方が良いと思いますよ!
~/.ssh/configの編集
ホスト別にSSHキーの参照先を変更しています。
この設定をすることでサブドメインでの判別が可能となり、URLで対象Githubアカウントを区別しています。
# 個人アカウント用
Host wannoko.github.com
HostName github.com
User git
Port 22
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
TCPKeepAlive yes
IdentitiesOnly yes
# 会社アカウント用(Googleにいる想定)
Host google.github.com
HostName github.com
User git
Port 22
IdentityFile ~/.ssh/google_rsa
TCPKeepAlive yes
IdentitiesOnly yes
Github側
SSHキーの登録
個人と会社で使用するGithubアカウントそれぞれに、生成したSSHキーを登録してください。
実際の流れ
クローンに利用するURLを書き換える
Clone with SSH
からコピーしてきたURLを個人と会社別々で使用する時に書き換えます。
個人の場合
git@wannoko.github.com:{リポジトリ名}
会社の場合
git@google.github.com:{リポジトリ名}
クローンする
git clone
コマンドとかでクローンしてね!