0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

ソフトウェアを製造するのではなくデザインする時代に

Last updated at Posted at 2023-12-14

私たちエンジニアはなにかを生み出すのが好きでした。
何か眼の前のものを作ることが好きでした。
凄まじい技術の進歩にふれるのがワクワクしました。

今までもこれからも根本としてはソフトウェアエンジニアの皆さんが初心として持っていた心になるかと思います。

技術の進歩は凄まじく、新しいモノを作れば・より良い物にしていけば売れる時代と聞いています。
ただ昨今、AIネイティブ時代において、人に置き換えられる仕事はどんどん置き換えられています。
ロボティクスやソフトウェアを生み出すのは現状エンジニアですが、ただ我々すらも仕事が取られるときが来るかもしれません。

なんだか凄まじいことを語る記事に思うかもしれませんが、きっかけと内容はほんのちょっとしたことです。

身近なAIサービスの到来

副操縦士の登場

2022年。やつが現れました。

image.png

やつは魔法でコーディングします。
使ってみると思った以上です。なんでこやつはこのプロジェクトの変数・関数名ルールをあたかも知っているかのように提示してくるんだ、、、

例えば、、、ポケモンの一覧を出す関数を作ってみます。
以下の様にコメントを入力すると、、、

image.png

image.png

勝手にここまで書いてくれます。もっと複雑な処理も一瞬で書いてくれます。

ChatGPTの登場

こちらももう有名ですよね。
最近は業務効率化の範囲を超えて、何もかもとりあえずGPTさんに書かせる方が増えてきました。
いいんです。いいんですけどね。。。
こちらの想いについては後述します。

人間ができること

AIサービスがたくさん出てきており、ここまで正確にコーディングができるようになってきました。この発展スピードですと、我々エンジニアの中でもプログラマーは仕事を失う方もそろそろ出てきてしまうかもしれません。

その中で人間はまだ機械には真似できない得意なことがあります。

それは

ゼロ→イチを生み出す能力(アート、デザイン)です。

ひとは考えるのを諦めはじめている

危ない哲学になってきている気がしますが...w
もちろん効率化・参考としてAIを利活用することは、生産性を上げる手段の一つになっているため、顧客利益の最大化・目的達成の手段としてはよいと思っています。完全に否定しているわけではありません。

これらを頼ることが「あたり前」になってしまうと、AIファーストになってしまい、人間が考えるという思考を忘れてしまう。という持論を持っています。

何度もいいますが、目的達成できればいいでしょ系の方々の考えは最もです。

ただ、人が考えるときにAIに投げることが当たり前になってしまうことによって、機械ができなかったゼロ→イチを生み出す能力は、人間でさえもできなくなってしまう未来が来てしまうのではないかと危惧しています。
※ あくまでも一個人の考えです。あくまでも(大事)

AIと仲間になるのはいいですが、相棒になってはいけないかなと思っています。

ソフトウェアは顧客に寄り添って最適なサービスのつなぎ合わせ(デザイン)するように

まとめにはいっていきますが、ここまでAIの素晴らしさと脅威(褒め言葉)を紹介してまいりました。技術屋さんであれば当たり前のように知っていたり、考え方が異なる方もいらっしゃると思いますが、一個人の考えとして捉えていただけたらと思います。

最後に、ソフトウェアエンジニアにフォーカスしてみます。AIネイティブ時代であり、エンジニアや高度なITスキルを持っていない人々でもITを知らないといけない時代になってきました。

我々ソフトウェアエンジニアもプログラミングは少しずつAI(先程紹介したCopilot等)や便利なフレームワークによりコーディングするボリュームや機会は減るのかなと感じています。

そういった中で我々ソフトウェアエンジニアが生涯生き残っていくには捉え方を変える必要があるのかもしれません。
下記の記事の「ソーシャル・イノベーションに必要とされるスキル」の章では、オードリー・タン氏がプログラミングのことを台湾ではソフトウェアデザインと呼ぶと仰っています。

ぜひ内容を見ていただきたいですが、我々のしごとが人を相手するものであり、デザインというチカラを持つことでAIと共に歩む未来を実現できるかと思っております。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?