概要
Instagramプロ(ビジネスとクリエイター)がアプリを使用してInstagramにおけるプレゼンスを管理することが可能。
例えば以下のようなことができる。
- メディアの取得と公開
- メディアへのコメントの管理と返信
- 他のInstagramユーザーが@メンションしたメディアの特定
- ハッシュタグ付きのメディアの検索
- 他のInstagramビジネスやクリエイターに関する基本メタデータと指標の取得
ノード
概要
Instagramのオブジェクトを表すデータベース内のエンティティ(データベースのモデル内で表現される実世界のオブジェクトまたは概念)。
例
ノード | 意味 |
---|---|
IGコメント | Instagramコメントに該当する |
IGコンテナ | Instagramの投稿を公開するためのメディアコンテナに該当する |
IGハッシュタグ | Instagramハッシュタグに該当する |
IGメディア | Instagramの写真、動画、ストーリーズ、アルバムに該当する |
IGユーザー | InstagramビジネスアカウントまたはInstagramクリエイターアカウントに該当する |
ページ | Facebookページに該当する |
エッジ
概要
ノード間の関係を表す。
例えば、ユーザーと投稿の関係、投稿とコメントの関係、ユーザーとユーザーの関係などがエッジとして表される。
ユーザーの投稿を取得したい場合は、ユーザーのエッジから投稿のエッジを辿ることで、投稿のデータを取得することができる。
例
IGハッシュタグのIDを取得できる。
API仕様は以下。
GET /ig_hashtag_search?user_id={user-id}&q={q}
-
{user_id}
(必須) — リクエストを実行するIGユーザーのID -
{q}
(必須) — クエリ対象のハッシュタグ名
特定のハッシュタグ付きで最近公開された写真および動画のIGメディアオブジェクトのリストを返す。
API仕様は以下。
GET /{ig-hashtag-id}/recent_media?user_id={user-id}&fields={fields}
-
{user_id}
(必須) — クエリを実行するIG利用者のID -
{fields}
— 値を返したいフィールドのコンマ区切りリスト
Instagram Graph API利用するための準備
Instagram Graph APIを利用するためには、以下の情報が必要である。
- ページアクセストークン
- InstagramビジネスID
上記の2つの情報を得るためには以下のステップを踏む必要がある。
- Facebookアカウント取得
- Facebookページ作成
- Instagramアカウント取得
- Instagramプロアカウント変更
- InstagramプロアカウントとFacebookページ連携
- Meta(Facebook) for Developersアカウント取得
- アプリの作成
- アプリにInstagramグラフAPI追加
- アプリID, app secretの確認
- アプリにFacebookページをリンク
- アクセストークン①(ユーザーアクセストークン)取得
- アクセストークン②(長期ユーザーアクセストークン)取得
- アクセストークン③(長期ページアクセストークン)取得
- InstagramビジネスアカウントID取得
レート制限
レート制限とは、一定の時間内にAPIに対して送信できるリクエストの数を制限すること。
FacebookのAPIレート制限には、「プラットフォームレート制限」と「ビジネスユースケースレート制限」の2つが存在する。