対象読者
- システム管理者
- 認定アドミニストレーター試験受験者
リードの取引開始って何ができるの?
リードの取引開始機能を利用すると、リードオブジェクトの項目を「取引先」「取引先責任者」「商談」の項目へマッピングしてレコードを自動で作成することができます。
必要な権限は?
Salesforceのヘルプページにある通り、「取引先」「取引先責任者」「商談」への作成/編集権限が必要になります。
さらに、プロファイル単位で設定されるリードの取引開始権限も必要となりますのでボタンが表示されない場合はオブジェクト権限以外にプロファイルもチェックしましょう。
リードの取引開始項目のマッピング
マッピングできる項目は標準項目だけではなく、リードのカスタム項目も各オブジェクトへマッピングすることができます。
リードの数式項目に関してもマッピング対象とすることができますが、マッピング先項目は数式の型に対応したものとなり、自動採番項目はテキストかテキストエリア型の項目をマッピング先として指定できます。
例)数式(数値)の場合は、数値型項目
ここに関してもアドミニストレータ試験で問われる範囲なので要注意ですね!
遷移した先で①マッピング先のオブジェクトを選択し②でリード項目に対応させるマッピング先オブジェクトの項目を選択し設定を行います。
リードの取引開始時に注意事項
商談
「商談」レコードの作成は任意とすることができますので不要な場合は下図のチェックをいれます。
また、商談レコードをリード作成プロセスで作成する場合に標準では商談完了日が当会計四半期の最終日となることは留意しておきましょう。
取引開始後のリード情報
取引開始後のリード情報はリストビューや検索結果に表示されなくなりますがレポートでは表示が可能です。
また「取引開始済みのリードの表示および編集」権限を付与していない限りリード情報としては表示や編集ができなくなります。
この権限はプロファイル単位に設定されるシステム管理者権限となります。
最後に
今回はリードの取引開始機能について解説しました。
この内容は、実案件でも利用されることが多いと思いますし、アドミニストレータ試験でも問題として出題される内容となりますので、しっかりと内容は押さえておきたいですね!