プログラミングに使う等幅フォントの主観による比較。
観点
- アルファベットの見易さ
- 日本語フォントの見易さ
- アルファベットO(o)とゼロ(0)の区別
- 0内に斜線が表示されるか。個人的にあるとうれしい。
- 小文字L(l)とバーティカルバー(|)の区別
- 文字だと差の表現が難しいので後述の表中に小文字Lとバーティカルバーの画像を挿入
比較
○△☓の三段階評価。評価は主観です。
no | Font | アルファベット | 日本語フォント | oと0区別 | lとバーティカルバー区別 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | MSゴシック | △ | △ | ☓ | ☓ | |
2 | IPAフォント | △ | ○ | ○ | ☓ | フォントサイズによってはアルファベットの下部が潰れた感じになる |
3 | VLゴシック | ○ | ○ | ○ | △ | 同サイズの他フォントと比較して縦に長い(横サイズはあまり変わらず) |
4 | Myrica M | ○ | ○ | ○ | ○ |
IPAフォント
要インストール。
IPAexフォントもあるが、そちらは可変幅フォントのみ。
- 公式: IPAexフォント/IPAフォント
- Installation (Ubuntu):
sudo apt install fonts-ipafont
VLゴシック
Windowsでは要インストール。Linuxのどれかのディストリビューション(Vine?)では標準で入っている。
- 公式: VL Gothic Font Family
- Installation (Ubuntu):
sudo apt install fonts-vlgothic
Myrica M
要インストール。
プログラミングフォント Myrica
Source Han Code JP(源ノ角ゴシック)
コメントで教えていただいた等幅フォント。
使ってみる。
- 日本語表示も考慮されたコーディング向けのフォント「Source Han Code JP」が公開 - 窓の杜
- https://github.com/adobe-fonts/source-han-sans/tree/release/SubsetOTF
追記: Fira Code
最近はこれを使用中
-
- Ubuntu 17.04以上:
sudo apt install fonts-firacode
- Windows:
choco install firacode
- Ubuntu 17.04以上:
-
参考:
追記: Ricty
- 公式: プログラミング用フォント Ricty
- Installation:
- Ubuntu:
sudo apt install fonts-ricty-diminished
- Windows:
choco install fonts-ricty-diminished
- Ubuntu:
おまけ
インストール済みフォント一覧表示
Linux
$ sudo apt install fontconfig
$ fc-list