※ 製作用備忘録です ※
毎回繰り返される同じ作業。
簡単にしたいと思い、「Power Automate Desktop」 を使用して、作業を自動化しました。
■「Power Automate Desktop」を使って自動化したこと
- 特定の週を判別して、その週の名前を入れたフォルダ作成
- 指定ページに接続して、データをダウンロード
- ダウンロードしたファイル名の変更
- ダウンロードしたデータを指定のExcelファイルに貼り付け
- ファイルを指定フォルダに移動
■ 作業内容
【大前提】
デスクトップに「PAD作業用」のフォルダがあり、
そこに下記の作業に必要なファイルがあり・そこにデータを格納するなど、
一連の作業を実行するのに使用します。
⇒「PAD作業用」フォルダ = Base Folder
1.特定の週を判別 & フォルダ生成
業務で使用する「週」は、通常の「週」とは異なります。
その 「特定週」を判別して、その週の 「"前"の週」の名前でフォルダを自動作成します。
週を判別するために、使用することは「週判別用」のExcelファイル。

【フロー】
アクション設定で、4・5・7・10・14・19の「変数の設定」を実施しないと、
複数の名前のフォルダが作成されてしまうので注意!!
2.指定ページに接続して、データをダウンロード
指定したウェブページに接続して、データをダウンロードを自動化します。
このアクションを使用するとより安定すると思いますが、
個人的にやりたかったことは、ステップが多く、設定が大変だったため、
Power Automate Desktopの 「録画機能」 を使用して作成します。

録画をし、通常通りページに接続し、メニューを選択していくと、
自動でアクションが生成されます。
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今回このケースは、作成した内容が個人情報や公開できないページがあるため、
フローは未掲載とします。
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選択するボタンや、ページ内で位置が変わると、フロー実行中の途中でエラーが出ますので、ご注意ください。
3.ダウンロードしたファイル名の変更
ベースフォルダである「PAD作業用」フォルダに、格納されているExcelファイルを探し、
「特定週」を判別して、その週の 「"前"の週」の名前でファイル名を自動変更します。
- 特定週の判別
- その前の週として変数の設定 ⇒
NewVar - 24年[
NewVar]週~~~ファイル名
25年[NewVar]週~~~ファイル名 にしたいので、変数設定 - 該当ファイルを探し、変数設定
【前提】ファイル名が毎回同じであることをベースとします。
4.データを指定のExcelファイルに貼り付け
Excelデータを、他のExcelファイルに貼り付けることを自動化します。
- ベースフォルダ内にあるファイル情報を取得
- 冒頭に「24」と書かれたファイルと「25」と書かれているファイルを探し、Excel起動
- 各ファイルのデータをコピー
- 指定のExcelファイルを起動し、
「24」と書かれたファイルからコピーした分は、「昨年実績」シートの指定部分に貼り付け
「25」と書かれたファイルからコピーした分は、「本年実績」シートの指定部分に貼り付け
5.ファイルを指定フォルダに移動
ベースフォルダにあるサブフォルダ (1番で作成したもの) を探し、
そこにExcelファイルを格納することを自動化します。
- ベースフォルダ内のサブフォルダ情報取得
・今回のケース:「w実績」と書かれたフォルダ - ベースフォルダ内のファイル情報取得
・今回のケース:「24」か「25」と書かれたファイル - フォルダに移動
これで「フロー実行」のボタン一つで、自動化。ハンズフリー。








