New!!(2024.1.11)
本記事の内容をよりブラッシュアップし、さらに使いやすくなった「ふりかえりカタログ(コミュニティ版)」をリリースしています。
今後はそちらをご利用ください。
ふりかえりカタログ(コミュニティ版)
はじめに
あなたのふりかえりを拡張するふりかえりカタログを公開いたします!
ふりかえりカタログは、ふりかえりの手法(現在)71個とその特徴を網羅したカタログです。下記画像はイメージです。
pdfはBoothで無料DLできます。
DLはコチラ => ふりかえりカタログ(Booth版)
スライドはSpeakerDeckから参照できます。
DLはコチラ => ふりかえりカタログ(SpeakerDeck版)
ふりかえりカタログとは
ふりかえりの様々な手法をまとめたカタログです。
ふりかえりの各手法を「手法名」「手法を使う場面」「手法のイメージ」「出典」「進め方」「いいところ」「手法のポイント」に沿って分類しています。
DLしていただいたものは、ご自由にご利用ください。
ふりかえりカタログの想定利用対象者
主に、チームやプロジェクトなど、複数人でのふりかえりを行う人であれば、誰でも有効に活用いただけるはずです。特に、「アジャイル」「スクラム」という単語に聞き覚えのある方には、最も有効に活用いただけます。(聞き覚えのない方でももちろん大丈夫です)
普段からふりかえりを行っており、別の手法を知りたい・試したいという方や、ふりかえりをこれから始めてみようという人のリファレンスとして活用いただけるかと思います。
ふりかえりカタログの読み方
カタログは、7つの区分で左から順に内容が記載されています。
区分1. 手法名
手法名を記載します。英語名称があるものは日本語・英語併記しています。
区分2. 手法を使う場面
ふりかえりのステップのうち、どのステップで使いやすいかを表しています。
なお、そのステップでないと使えない、というわけではありません。
どの手法も、使おうと思えばどのステップでも利用可能ですが、使いやすいステップに色を付けています。
区分3. 手法のイメージ
ふりかえりの手法を実施している最中のホワイトボードのイメージ図を添付しています。
区分4. 出典
**「出典」**は、ふりかえりの手法について詳しく載っている書籍やWebサイトについてです。
出典はおおむね以下から出典しています。
- ①アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック –始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット-
- ②ふりかえり読本 実践編~型からはじめるふりかえりの守破離~
- ③ふりかえり読本 学び編~経験を力に変えるふりかえり~
- ④ふりかえり読本 場作り編~ふりかえるその前に~
- ⑤アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き
- ⑥ふりかえりam
- ⑦Fun Retrospectives
- ⑧Agile Retrospective Resource Wiki
- ⑨GoRetro
- ⑩その他
- 手法の原典となるWeb記事や書籍
- 著者オリジナルの手法
手法は複数の出典がある場合がありますが、詳しく説明しているものを上位、原典に近いものを下位に配置しています。Webリンクがあるものはリンクも併記しています。
区分5. 進め方
手法をどのように進めればいいか、を特徴的な部分をピックアップして記載しています。
手法のイメージを見つつ、進め方をイメージすると良いでしょう。
原典に記載されている進め方からアレンジされている部分もあります。
アレンジ内容は、著者が何度もふりかえりを実践する中でカイゼンした結果です。
詳細なファシリテーション手順などは記載していませんので、出典をご参照ください。
区分6. いいところ
手法の「良い点」を紹介しています。
どんな手法にも、その手法独特の素晴らしい点があります。いいところを見て、使いどころを検討してみてください。
記載内容は著者の経験によるものです。
区分7. 手法のポイント
手法を実践するうえで、参加者やファシリテーターが意識すべきポイントを簡潔に記載しています。
詳しいファシリテーションのポイントは出典をご参照ください。
ふりかえりカタログの使い方
利用シーン別に、想定している使い方をいくつか紹介します。
眺める
「今週どんなふりかえりにしようかなー」と心躍らせていたり、「ふりかえり飽きてきたなー」とマンネリを感じていたり、そんなとき、このカタログを眺めてみてください。
きっと、今まで見たことのない手法や、やってみたい手法に出会えるはずです。
リファレンスとして使う
「あの手法どんなのだったっけ」という時にお使いください。
Speakerdeckよりpdfをダウンロードしたあと、「目次」から手法名を調べ、pdfを検索すればヒットするようになっています。
説明に使う
他の人にふりかえりの手法の概要を伝えるために最適です。
リファレンスとして使うと同じように、手法名で検索してお使いください。
ふりかえりチートシートと併用して使う
ふりかえりを拡張する「ふりかえりチートシート」 と一緒に使うと、さらに効果が高まります。
チートシートで手法を調べて、カタログで手法の概要を学べば、もうその手法は実践できます!なお、このカタログもチートシートの記載順序に準拠しています。
ふりかえりカタログの利用上のお願い
是非、色んな所で利用いただきたいので、「よい」と思ったら色んな所でリンクを展開・共有いただけますと幸いです。また、利用する際には、このQiita記事またはTwitter(@viva_tweet_x)に「使ったよ報告」をいただけますと、私の励みになります。(もちろん強制ではありません)
また、誤字脱字等見つけましたら指摘をお願いいたします。取り込み、SpeakerDeckでのpdfを更新させていただきます。
そして、フィードバックや質問も歓迎しています。「この手法について知りたい」というのがございましたら、Twitter(@viva_tweet_x)宛てに連絡いただければ、カタログに追加させていただきます。
最近の更新方法について
Clubhouseにて、不定期で @viva_tweet_x 主催で「ふりかえりカタログを拡張する会」を実施しながら、カタログに新しい手法を追加していっています。是非ご参加ください。