RSGT2026の楽しみ方
国内最大のアジャイルカンファレンスである「Reginal Scrum Gathering Tokyo」が、来年1月にいよいよ開催されます。1年間待ってました!という人も多いイベントです。
この記事では、初参加の方のために、カンファレンスを目いっぱい楽しむための内容をお伝えします。
諸注意
あくまで楽しみ方の一例です。これが正しい、と言いたいわけではありませんので、「これは違うでしょ」というものがあってもご容赦ください。他の楽しみ方があるよって人は、是非Xなどで #RSGT2026 で呟いて発信を!みんなで楽しみ方を模索したいですね!
対象読者
- RSGTに参加するのが初めてである
- 自発的に参加しようとした人
- 上司や同僚に誘われた人
- スポンサーとして参加する人
- などを含む
- RSGTに過去参加したことがあるが、セッションを聞くだけで終わってしまったなという人
RSGTの楽しみ方(基本)
RSGTではセッションを聞くだけではない、様々な楽しみ方があります。
まずは「こういう楽しみ方があるんだ」ということを認知しておけば、当日出来ることが広がるはずです。
事前準備編
- 前提知識を知る
- セッションを選ぶ
- Discordに登録する
- 仕事を調整する
当日編
- 受付をする
- ワークショップとCoach's Clinicにサインアップする
- セッションを聞く
- ワークショップを受ける
- 休憩する
- スポンサーブースで話す
- 廊下でGatheringする
- Coach's Clinicで相談する
- 懇親会に行く
前提知識を知る
RSGTに関してはどのセッションもアジャイル・スクラムの基礎知識はある前提でセッションが進行されることが多いので、アジャイルマニフェストとスクラムガイドくらいは読んでおきましょう。
セッションを選ぶ
RSGT2026のConfengineから、当日聞きたいセッションをこれだ!と決めておくことができます。
(アカウントの登録が必要ですが、他のアジャイル系カンファレンスでもよく使いますので、登録しちゃいましょう)
スケジュール上から「+」を押すと、「これに行きたい!」という意思表明と、自分用のタイムスケジュール化ができます。
右上に「My Schedule」というのがあるので、それをクリックすると自分でチェックを付けたものが見れます。
当日「何聞くつもりだったっけ?」ってならないようにしておくと便利です。
ちなみに、セッションを選ぶときには、タイトルからでも得られる情報と、より詳細を見て得られる情報二つがあります。
例えば上の私のセッションですが、タイトル表示から下記情報が分かります。
- 場所が「Room3-4」で行われること
- ジャンルが「プロダクトと商売」であること
- 種別が「Talk」であること
- 他の種別として
- 「Keynote」:基調講演。同時に行われるセッションはなく、イベント参加者みんなで聞くようなもの
- 「Workshop」:ワークショップ。頭や手を動かしてみんなで行うもの。
- があります。Workshopについては録画が行われない可能性がありますので、その場限りの体験となることが多いです。
- 他の種別として
- 時間が「45分」であること
- 他には「20分」があります。Workshopの場合は「45分」「100分」の2パターンです。
- 45分セッションの裏で20分×2が行われていたりしますので、行きたいセッションを同時に重複させないよう注意が必要です。
- レベルが「Exective」であること
- 他の種類として
- 「Beginner」:初心者向け
- 「Intermediate」:中級者向け
- 「Advanced」:上級者向け
- 「Exective」:エクゼクティブ向け
- があります。「私は初心者だから初心者向けしか聞けないかな…」というわけではありませんので、参考程度にで大丈夫です
- 他の種類として
ここまでは全セッション共通ですので、この読み方が分かればまずは十分です。
追加で各スピーカーが自分で作るタグが並びます。私の場合は
- 「ふりかえり」「Retrospective」「チェンジマネジメント」
などが続いていますね。その後ろについては今回どうなるか私もちゃんと理解できていませんが
- 「手話通訳」:セッションの横で手話通訳してくれる…はず
- 「文字起こし」:画面に文字起こしが表示される…はず。2025年は別ディスプレイ上に表示されていました
- 「english-subtitles」:(best-effortで)非英語話者への対応があると嬉しいです、というセッション
という意味だと思っています。間違っていたらごめんなさい。
まずはタイトルから直感でピンときたものがあればチェックを付けておく、でいいと思います。チェック自体は同じ時間でも重複してつけることは可能です。
詳細を知りたい方は、セッションを開いて右下の
をクリックしてください。
どのセッションもネタバレ上等で「聞ける内容、得られる内容」ががっつり書いてあることが多いです。これを読むだけでもかなり歯ごたえがあり学びも深くなりますが、タイトルだけで分からないものは、是非内容をしっかり見て、選びたいものに「+」を押してくださいね。
セッションを選ぶ話になお、あくまで「自分の中で決めておく」だけであって、これをやったからといって確実に聞けるわけではありません。セッションを聞くだけなら、当日指定されたルームに行って席に座ればいいだけです。
TIPS
セッションをここで決めたからといって、全部出なきゃいけないものでもありません。これ聞いてみたいな、って思ったものを気軽に自分のスケジュールに入れておきましょう。
Discordに登録する
チケットを買った際に、Discordの案内がありますので、案内に従ってDiscordのインストールと登録をしておきましょう。
Discord上では当日の実況や懇親会の場所の共有など、各種情報がチャット上でやりとりされています。携帯電話にインストールしておくと便利です。
仕事を調整する
ここが一番大事かもしれません。
途中で仕事をしなくてもいいよう、PCを開かなくてもいいように調整しましょう。
がんばって!(私もがんばる)
受付をする
会場に付いたら受付をします。受付にはチケットについているQRコードが必要ですので絶対に忘れずに。一回受付を終えた人は、現地でもらえる名札が都度必要になります。Day2-3ではQRコードではなく名札を忘れずにお持ちください。
なお、名札には色々ステッカーが貼れたりするようになっています。
初参加の人は名前のところに大きく「初参加です!!」って書いておくといいかもしれません。
ワークショップとCoach's Clinicにサインアップする
ワークショップを受けたい方や、Coach's Clinicを受けたい方(内容は後述)に関しては、当日にサインアップしておく(名前を書いて予約をしておく)必要があります。どちらも当日会場内で案内があると思いますので、朝の時点でサインアップをしちゃいましょう。ワークショップに関しては、会場のキャパシティや、ワークショップの性質上、サインアップしていない人は立ち見するだけ or 参加できない形になったりしますので、ご注意ください。
セッションを聞く
セッションを聞きます。開始時間より前にルームに行って座って待ちましょう。英語話者のセッションに関しては、同時通訳が付くはずですので、机の上にあるイヤホンを付けておくと、日本語音声も聞けるようになっています。
開始時間に遅れて部屋に入ることもできますが、時間後だと後ろのほうがギリギリあいているか、立ち見になることもありますので、時間には余裕をもって入っておきましょう。
セッションを聞く際には
- PCなどでメモを取りながら聞く
- Discordの実況をみながら/しながら聞く
- ひたすら耳と体で受け止める
など色んな楽しみ方があります。
個人的におススメなのは、「この話が自分の仕事やキャリアにどう活かせるか、1つでも持って帰れるとしたら何かを考えながら聞く」というやり方です。
スライドについては、多数の方が当日または後日にインターネット上のスライド共有サイトに上げてくれ、 #RSGT2026 のハッシュタグでXなどに流してくれます。
全部メモを取ろうと思っても追いつくことに必死になってしまい頭に入ってこなかったりしてしまう方は、無理にたくさんメモを取ろうとせずに、心に残ったこと、大事だと思ったことをメモにとっていくようなやり方がいいかもしれません。
動画については、英語セッションは英語のまま、日本セッションは日本語で撮られます。翻訳された状態で聞きたい場合は、後日聞こうとすると英語が苦手な方は苦労しやすいので、当日セッションを生で聞くのをお勧めします。
ワークショップを受ける
ワークショップを受けて楽しみます。Day2、Day3にワークショップが織り交ぜられています。
必要な準備があるかどうかはセッションの詳細を確認してほしいですが、基本的には身一つで行っても大丈夫です。
ワークショップは(設計されていない限り)途中休憩がないので、トイレは事前にしっかりと。
ワークショップは今年録画が入るかどうかは分かりません。録画を見ても体験を十分に得られるわけではないので、気になるワークショップがあれば最優先で受けに行ってみるのをお勧めします。
休憩する
個人的にこれが一番重要です。
休憩しましょう。
全セッション聞こうとするとものすごく疲れます。
聞きたいセッションばっかりですが、1つのセッションを聞いたら、次はお休みする、くらいでもいいかもしれません。量より質、集中して楽しむ・学ぶをしてもいいと思います。
1セッション聞かない準備ができたら、「スポンサーブースで話す」「廊下でGatheringする」にGO!
スポンサーブースで話す
スポンサーブースがあるところにも行ってみてください。RSGTの特色かもしれませんが、びっくりするくらい皆さんフレンドリーで、アジャイルの話をたくさんできます。スポンサーブースに行くと営業をかけられるイメージがあるかもしれませんが、そういうのは必要最低限で(企業としてはそういうのが必須だったりするのでそこは許容してあげてほしい)、参加者と話したいと思ってくれているスポンサーばかりです。休憩時間や、セッション時間中に、ふらっと立ち寄ってお話ししてみてください。
1セッション分くらい、スポンサー巡りに使ってもいいくらいには充実しています。
なお、当日は私もスポンサーブース周辺にいる黄色い人になってると思いますので、見かけたら声をかけていただけると嬉しいです。いっぱいお話しましょう!
廊下でGatheringする
RSGTの「G:Gathering」の部分です。廊下で、セッションの合間やセッション中に、出会った人たちが立ち話をして交流する。それがGatheringです。
セッションで話し終えた人が廊下でうろうろしていることも多々あります。感想を伝えに行きましょう!質問がなくても、感想を伝えに行くだけでも大丈夫です。そこから話が広がっていきます。
コーヒーを飲みながら、スポンサーブースを巡ったり、そこらへんにいる人に話しかけたりしても大丈夫です。「初めまして。ちょっとお話ししませんか?」の一言に勇気を出して伝えれば、知り合いが一人ふえていきます。
知り合いを見つけたら、その知り合いが話しているところに混ざってもいいでしょう。知り合いの知り合い、を自分の知り合いにしていけばよいのです。そうやって輪が広がっていきます。
Coach's Clinicで相談する
こちらは事前サインアップが必要ですが、国内のコーチたちによる相談を受けることができます。自分の胸襟を開き、悩みをぶつけてみましょう。アジャイルに関してでも、キャリアに関してでも、どんなことでも相談してみてください。
懇親会に行く
RSGTは続くよ夜までも。おそらくというか確実に毎日、夜に懇親会がどこかで行われています。
懇親会は有志で行われていますので、公式のものはありません。
各日のセッションが終了した後に、仲良くなった人に「一緒に行きませんか」とお誘いして懇親会に行ってみてください。
仕事以外の力強い仲間ができるはずです。
羽田空港周辺になるかはわかりません。蒲田らへんでみんな飲んでいるんじゃないかしらという想像。
Discord上に懇親会をここでやっている、といった情報が流れてくることもありますし、「どこでやってますか?」と聞くと「ここであとxx人が入れます」と返してくれる人もいます。合流して夜までギャザリングを楽しんでください。
Day0-3の特色
今年はDay0-3までありますので、それぞれ特色が異なりそうです。
Day0
有償のワークショップと、ハイブリッド開催の「仲間を増やす会」があります。
初めての方は「仲間を増やす会」に行ってみてください!知り合いが増えてDay1以降がより楽しめると思います。
Day1
セッションを見る限り、Day1はすべてトークセッションのようです
聞き・ギャザり、楽しみましょう。
Day2
トークセッションに加えて、ワークショップがいくつかあります。
ワークショップは現地でしか得られない体験のものもあります。是非飛び込んでみましょう
スポンサーブースはDay2までですので、Day1-2のうちに回ってくださいね。
Day3
全てワークショップ形式のものです。
サインアップが必要なものもありますので、当日の案内をご確認ください。
Day1-2と違い、セッションを聞くのはクロージングのみです。
ひたすら誰かと話す、そんな1日になると思います。
私の楽しみ方
- 自分でセッションをして
- 気になるセッションは直接聞いたり、もしくは登壇者とお話をして情報交換をしたり
- 他は廊下でひたすらギャザリングして
- 疲れたら懇親会で喉を潤す
といった感じで過ごしています。セッションを聞いている時間は1日1-2セッションくらいで、他はひたすら話しています。
この記事を読んでいただいた人たちともお話ししたい!!と思っていますので、現地で黄色い服を着ている人を見かけたらお声がけください。十中八九私です。
RSGT2026、楽しみましょう!





