開発環境データベース（ MariaDB ）の複製手順【忘備録】

概要

開発環境のデータベースを別環境に複製する作業手順をまとめました。この手順は、開発環境の検証や並行開発のために新しい環境を作成する際に役立ちます。

環境

MariaDB 10.x
OS: Linux/Windows
対象データベース：開発環境DB（dvlp0001）→ 検証環境DB（dvlp_new__0001）

1. データベースの確認

まず、既存のデータベース一覧を確認します：

Bash

MariaDB [(none)]> SHOW DATABASES;
+--------------------+
| Database           |
+--------------------+
| dvlp               |
| dvlp0001           | # 複製元の開発環境DB
| dvlp_new           |
| dvlp_new__0001     | # 複製先の検証環境DB
| information_schema |
+--------------------+

2. 開発環境DBのダンプ作成

Bash

mysqldump -u [username] -p dvlp0001 > dvlp0001_dump.sql

3. 検証環境DBのバックアップ（安全のため）

Bash

mysqldump -u [username] -p dvlp_new__0001 >  dvlp_new__0001_backup.sql

4. 開発環境DBのデータを検証環境DBへインポート

Bash

mysql -u [username] -p dvlp_new__0001 < dvlp0001_dump.sql

注意事項

• 実行前に必ずバックアップを取得してください
• 複製先の既存データは上書きされます
• テーブル構造の違いがある場合、エラーが発生します
• 大規模なデータベースの場合、処理に時間がかかります
• 実行権限の確認を行ってください

所感

矢印の向きが図的で分かり易い。

• A　<　B　A に B を入れる
• A　>　B　A を B に出す