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【AWS】IAM ユーザー&ユーザーグループの作成手順

Last updated at Posted at 2021-12-12

IAM ユーザーの作成手順

  1. AWSアカウント(ルートユーザー)にログイン
  2. ユーザーのアカウント情報の設定
  3. アクセス権限の追加
  4. タグ追加と確認
  5. IAMユーザーのアカウントにログイン

※ アカウントに既存のIAMユーザーが1つもない状態を想定しています。
※ すでにIAMユーザー作成の権限を持つユーザーが他に存在すれば、そちらでログインも可。

1. AWSアカウント(ルートユーザー)にログイン

  1. まず、ルートユーザーとしてログインします。(途中でセキュリティチェックがあると思います。 Screen Shot 2021-12-10 at 7.09.41.png Screen Shot 2021-12-10 at 7.11.29.png Screen Shot 2021-12-10 at 7.14.19.png
  2. ログイン後の画面で、右上にルートユーザーのアカウント名(変更していない場合はメアド)が表示されている状態ならOK。 今回私はルートユーザーであることが分かりやすい様に命名してあります。
  3. 画面上部の検索窓で検索して、IAMのマネジメントコンソールに移動。 Screen Shot 2021-12-10 at 7.18.13.png
  4. 「ユーザー(サイドバー)> ユーザーを追加」の順でクリックし、ユーザー作成画面に移動。 ※ここから画面が一部英語で説明してあります。 Screen Shot 2021-12-08 at 8.15.38.png

2. ユーザーのアカウント情報の設定

追加するユーザーのユーザー名とパスワードを決めます。

  1. 「ユーザー名」を入力(同時に複数ユーザーの追加も可能)。
  2. 「AWS 認証情報タイプを選択*」で「パスワード - AWS マネジメントコンソールへのアクセス」を選択。 これは今回、作成するユーザーの使用者が人間であるということを想定しているためです。)
  3. 「コンソールのパスワード」で「カスタムパスワード」を選択し、仮のパスワードを決めます。 自動生成でもいいですが、次の「パスワードのリセットが必要」にチェックを入れる場合、初回ログイン時に入力した後すぐに変更が求められるため、カスタムの方がわかりやすい。
  4. 「パスワードのリセットが必要」をチェック。ここは、ユーザーの作成者(今回でいうログイン中のルートユーザー)と、新規作成されたユーザーの使用者が異なる場合は、チェックした方が無難。
  5. 「次のステップ」をクリック。 Screen Shot 2021-12-08 at 8.18.51.png

3. アクセス権限の追加

ユーザーのアクセス権限を決めます。(ユーザーがAWS上で許可される操作の定義)
1. 今回はユーザーグループも同時に作成したいので、「ユーザーをグループに追加」を選択し、「グループ作成」をクリック。
ユーザーグループは、複数のユーザーに同一の権限を割り当てるためのグループ。
ユーザごとに権限を分ける場合は、「既存のポリシーを直接アタッチ」でも可。
Screen Shot 2021-12-09 at 8.12.39.png

  1. グループ名を決めます。
  2. 必要な権限を検索(あるいはポリシーの作成)をして、このユーザーグループに割り当てます。今回私はアドミン権限を付与するので、AWSがデフォルトで用意してくれているアドミン権限「AdministratorAccess」を選択します。
  3. 「グループ作成」をクリック。 Screen Shot 2021-12-09 at 8.14.20.png

4. タグ追加と確認

  1. 必要に応じてタグを追加し、次へ。 Screen Shot 2021-12-08 at 8.39.13.png
  2. 入力情報に誤りがないか確認します。 「アクセス権限の概要」では、選択したユーザーグループ(あるいはポリシー)に加え、「IAMUserChangePassword」が自動で付与されます。 この「IAMUserChangePassword」は、ユーザーが自分でパスワード変更することが可能にする権限で、最初の方(2-4)で「パスワードのリセットが必要」にチェックを入れたため自動的に付与されました。
  3. 「ユーザーの作成」をクリック。 Screen Shot 2021-12-09 at 8.16.40.png
  4. .csvは念の為ダウンロードすることをおすすめします。前で定義した「ユーザー名」と、コンソールにログインするためのURLが記述されています。 前のステップで自動生成パスワードを選んでいた場合は「パスワード」も記述されています。
  5. 今回作成したユーザーが作成者以外の場合「Eメールの送信」から、その人宛にメールを送ってもいいです。(自分の場合、なぜか送信できませんでした。)
  6. 今回作成したIAMユーザーのログイン用URL(csvの内のものと同じ)が緑枠内に載っています。次のステップで使います。 Screen Shot 2021-12-08 at 8.41.38.png

5. IAMユーザーのアカウントにログイン

  1. 先程のURLにアクセス。
  2. もしURLがわからなくなってしまった場合は、一旦IAMのマネジメントコンソールに戻ります。「ユーザー>追加したユーザー名」の順にクリックし、「認証情報」タブを開くと、コンソールURLが載っています。 Screen Shot 2021-12-13 at 7.41.26.png Screen Shot 2021-12-13 at 7.44.36.png
  3. アクセスすると3つフィールドがあり、一つ目は先程まで使用していたルートユーザーのAWSアカウントのID(12桁)で、先程のURLにこの番号が含まれているため自動的に入力されます。続いて、前のステップで指定したユーザー名とパスワードを入力してサインイン。 Screen Shot 2021-12-13 at 7.51.24.png
  4. 必須ではありませんが、アカウントID12桁は覚えにくいので、アカウントエイリアス(番号12桁の代わりになる文字列)を設定しておくおことをおすすめします。
    【AWS】アカウントエイリアスとは?IAMで作成する手順を紹介

  5. 一つ前の画面で入力したものと同じパスワード(古いパスワード)を入力し、続いて「新しいパスワード」を設定します。
    Screen Shot 2021-12-13 at 7.58.29.png

  6. ログインすると画面右上に、「ユーザー名@アカウント番号(エイリアス)」が表示されれば完了です!
    Screen Shot 2021-12-13 at 8.02.27.png

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