RakWireless WisLink Cellular BG96を入手しました。
BG96はCat.M1/NB-IoT通信モジュールで、LTE-MとNB-IOTが使えます。
https://www.softbank.jp/biz/mobile/solution/m2m/product/bg96/
このボードにはこのBG96とGPSが載っているArduino Shieldになります。
元々はRenesas Synergy用のAE-CLOUD2向けに作られたもののようですがArduino用のピンが出ています。
http://docs.rakwireless.com/en/Cellular/WisLink-Cellular/Hardware_Specification/WisLink-Cellular_RAK2011_Product_Brief.pdf
SeedStudioからはWio LTE M1/NB1(BG96)が出ていますが、Groveコネクタのみで、汎用GPIOが使えません。
RakWireless WisLink Cellular BG96はArduino準拠ですから、汎用GPIOが出ています。
今回は、手元に大量にあるSTM32のNucleoとのセットを考えてみましょう。
P-L496G-CELL02に近い構成となるようにCortex-M4である、NUCLEO-F401REを選択してみました。
P-L496G-CELL02
https://www.st.com/ja/evaluation-tools/p-l496g-cell02.html
STM32L496AG :P-L496G-CELL02
ARM Cortex-M4 MCU 80 MHz 1 Mbyte Flash
STM32F401RE :NUCLEO-F401RE
ARM Cortex-M4 MCU 84 MHz 512 Kbytes Flash
(キャッシュの容量が小さいなどグレードダウンとなります)
ちなみに、NUCLEO-L476RGは ARM Cortex-M4 80 MHz 1 Mbyte Flashと言うことでかなり似た構成になります。
こっちの方が良いでしょうね。
接続は、RX,TXをシリアルで叩けば反応するようです。
https://github.com/RAKWireless/WisLTE_Arduino
SIMの設定は別途USBでやるようです。
https://www.rakwireless.com/en/download/Cellular/WisLink-Cellular#Tools
QCOM_Vxx.zipをDLして、設定するようです。
アドオンとしてセンサーボードなりを用意すれば完璧ですね。