Nordicがサポートするのエディタ・ビルドツールがSegger Embedded StudioからVisual Studio Codeに変更されます。
この為、Nordic nRF5340 PDKを使おう ~nRF Connect SDKをインストールしてSegger Embedded StudioでZephyr OSを使おう~
https://qiita.com/usashirou/items/e4759cdf172199d667fc
の続編として nRF Connect for VS Code のセットアップ方法をまとめました。
Video tutorials
nRF Connect for VS Codeをインストールする
https://www.nordicsemi.com/Products/Development-tools/nRF-Connect-for-VS-Code/Tutorials
最初に nRF Connect for Desktop と nRF Command Line Tool をインストールします。
nRF Command Line Toolsをインストールする
最新のものをダウンロードしました。
https://www.nordicsemi.com/Products/Development-tools/nRF-Command-Line-Tools/Download?lang=en#infotabs
インストールを次へ次へで進めます。
nRF Connect for Desktopをインストールする
こちらも最新のものをダウンロードしました。
https://www.nordicsemi.com/Products/Development-tools/nRF-Connect-for-desktop/Download#infotabs
J-Linkなどのドライバをインストールします。
nRF Connect for Desktop を立ち上げます。
Toolcahin Managerをインストールする
nRF Connect を起動し、最初に Toolcahin Manager をインストールします。
Install をクリックします。
インストール完了後 Toolcahin Manager の OPEN をクリックします。
nRF Connect SDKをインストールする
クリックすると nRF Connect SDK のインストール画面になります。
ここで nRF Connect SDK を選定し Install をクリックします。(今回は最新のものをインストールしました)
Continue Installation をクリックします。
Visual Studio Codeをインストールする
Visual Studio Code をインストールしていない人はここでインストールします。
使用するOSに対応したインストーラーをダウンロードします。
https://code.visualstudio.com/download
次へ次へでインストールしていきます。
Toolcahin Manager から Open VS Code をクリックします。
Install missing Extensions をクリックし、必要なアプリケーションをインストールします。
セキュリティ警告が出たら アクセスを許可する をクリックします。
最後に Open VS Code をクリックします。
VS Code にすでに nRF Connect for VS Code がインストールされていますが無効になっている場合は有効にします。
セキュリティアイコンをクリックし、 信頼する をクリックして使えるようにします。
アクセス許可する
nRF Connect SDK のパスを設定します。
プルダウンにインストールされているライブラリが表示されている場合はこのまま進みます。
表示されていない人は一つ下の nRF Connect for VS Codeがインストールされていない場合 に進みます。
nRF Connect for VS Codeがインストールされていない場合
拡張機能に nRF Connect for VS Code をインストールします。
Nordic を検索し nRF Connect for VS Code を選択しインストールします。
VS CodeにnRF Connect for VS Codeを設定する
Welcome ページから nRF Connect SDK を設定します。
Toolcahin Manager の nRF Connect SDK の▼をクリックし、 SDK と toolchain の場所を探します。
PATH を指定し使えるようにします。
サンプルプログラムを作る
Create a new application from sample をクリックします。
SDK と Toolchain のパスが通っている事を確認します。
作成するフォルダを設定します。
Application location、 Application template を選択し、Create Application をクリックします。
セキュリティ警告が出るので、 はい、作成者を信頼します をクリックします。
APPLICATIONS に作ったものが存在することを確認します。
Show in Explorer をクリックすると、プログラムを見る事が出来ます。
サンプルプログラムをビルドする
アイコンをクリックし Add Build Configuration を設定します。
Board 及び必要な項目を設定します。
Enable debug options をクリックするとデバック内容が表示されるようです。
ビルドが終わった状態です。
ファームを書き込む
VS Codeではビルドしたファームは自動書き込みされないようです。
CONNECTED DEVICES の右のアイコンをクリックし、接続しているデバイスを探します。
Flash をクリックし書き込みをします。
VS Codeはネイティブでターミナル機能がついており出力内容を表示することも可能です。
CONNECTED DEVICES をクリックすると右上の choose cinfiguration に通信速度等が表示されています。
これをクリックします。
右下の NRF TERMINAL に __Hello World!__が表示されます。
以上でVisualStudioCodeにてNordicSoCのプログラムを作る事が出来るようになりました。