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寿司打しか知らなかった私がWebサイトを作ってみた話

Last updated at Posted at 2025-09-15

はじめに

正直に言います。
パソコンを開いたらやることといえば...

  • YouTube を見る
  • 「寿司打」or 「夜の森タイピング」(※残念ながら2020年末に公開終了) でひたすらタイピング

...くらいでした。

Word も Excel も最低限しか触ったことがない、完全なる素人。

そんな私が、ある日ふと思ったんです。

「プログラミングってなんかカッコよくない?」
「食いっぱぐれないスキルっていいよね」

そう、完全にミーハー心だけで Web 制作に足を突っ込みました。

初めてのWeb制作、独学チャレンジ

近所の閉店間近のTSUTAYAにて、数少ない技術書の中から一番わかりやすそうだった
HTML & CSS と Webデザインが1冊できちんと身につく本 を購入。

これを片手に独学で作ったのがこちら。
処女作 「Utopia Trip」

Utopia_Trip_ScreenShot

コンセプト

「架空の国の観光情報サイト」

最初は地元観光サイトを真似しようと思ったのですが、絵面のパンチが弱くてテンションが上がらない...。

そこで Unsplash (フリー写真サイト) から「映える」写真を拝借し、技術力より見映えで勝負する戦法に!

テキストも全部英語にしてオシャレ感を出していますが、内容は完全にデマ (笑)
しかもコードより「架空の国の設定作り」にハマってしまい、気づけば一日中英文を考えていただけ...なんて日もありました。

AI先生に質問攻め

JavaScriptで動きをつけるあたりから、限界が来ました。
調べても分からないので、AI 先生に相談。

「このコードのこの部分って、何してるんですか?」
「ふむふむ、じゃあここはこうしているという認識であっていますか?」
「ここが動かないんですけど、どこが悪そうですか?」
「じゃあ、ここをこうしたらコードの書き方としてはキレイですか?」

という感じで、しつこいくらい壁打ち。
AI先生は文句ひとつ言わず、受け答えしてくれるので頭が上がりません。

たまに丸ごとコードを投げて泣きつくこともありましたが、最初から全部頼ると達成感が薄れる気がして、できるだけ「自力で理解してから次へ」スタンスを貫きました。

進め方は、ざっくり言うとこんな感じでした。

1. 真似したいサイトを見つける
2. デベロッパーツール で中身を覗いて「へぇ~こうなってるんだ」と感心する
3. 分からない動きがあれば、まずは名前を調べる (例: スライダー、カルーセル 等)
4. それでも分からなければ AI 先生に泣きつく

こんなループをひたすら繰り返す感じです。

終盤に知って絶望した VS Code の神機能

私は VS Codeで、

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>Document</title>
</head>
<body>
    
</body>
</html>

この基本構造の雛形を毎回「ベタ打ち」していたのですが...

実は「!Tab雛型が一瞬で出る」と知ったのは、制作も終盤になってからでした。
(※Emmetという機能で、自動補完が使えます。VS Codeに標準搭載されています。)

...いや、もっと早く教えてよ。

初心者プチエピソード

このサイトを作ったことで、
「なんか私、Webサイト作れるんだけど、むふふ」とすぐ調子に乗りました。

今思えば、HTMLとCSSをちょっと触った程度でなにを鼻の下伸ばしてんだよ、って感じですが、当時の私は怖いもの知らず。

この処女作サイトをポートフォリオ代わりに、ソフトウェア会社の面接に挑戦することに。

そして迎えた面接当日。

面接官: 「フレームワークも使わずに書いたの?」

私: 「はい!全部、自力で作成しました!」
(頭の中:フレームワークって何??)

ほらみろ、なんも知らんやないか (笑)

初心者あるあるですよね...?(震え声)

(※ フレームワークとは「効率よく開発できる仕組み・ひな型」のこと)

学んだこと・気付いたこと

・なんにも知らない素人でも、とりあえず手を動かせばサイトは作れる
 → 「完璧な準備より、まず動くのが大事」

・分からないことは調べたり、AIに壁打ちしてれば何とかなる
 → 「聞き方を工夫すると理解も深まる」

制作中には「もっとこうしたい」と欲が出て、調べてはつまづくの繰り返しでした。

途中で「全然できない、向いてないかも」と思う瞬間も正直ありました。

それでも粘って形にできた時の達成感は、もうセロトニンがドバドバです。

おわりに

YouTubeとタイピングゲームくらいしかPCを使えなかった私でも、独学でそれっぽいWebサイトを作ることができました。

つまり 誰でもできます

もし昔の私のようにPCを宝の持ち腐れにしているが、プログラミングに興味がある方には、「寿司打」でキーボードをカタカタ鳴らすよりコーディングでカタカタしてる方がめちゃかっこいいぞ!と言いたいです (笑)

次からは「Flutterに初挑戦してコケまくる過程」(現在進行形) を赤裸々に書いていきます。

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