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OpenMediaVaultで作成したユーザがSamba経由でReadonlyになる件

Last updated at Posted at 2025-09-22

はじめに

この記事は当たり前のことをよく忘れる筆者が将来同じ状態になったときのための備忘録です。(記事としてはめっちゃ短いです、あと内容も薄いです)

TL;DR

  1. OpenMediaVaultにadminでログイン
  2. Storage> Shared Folderを開く
  3. Sambaユーザに共有したいフォルダを選択し、上部の Access Control Listを開く
  4. 下にスクロールして File access control lists を見つけ、下部のリストからSamba共有を有効化したユーザを探し、PermissionsRead/Writeにする
  5. 完了

経緯

最近までproxmox上にLXCでNextCloudサーバを立ててNASを運用していたのですが、別のものを使ってみたくなったためOpenMediaVaultを試してみようということなりました。ネット記事の通りにセットアップして、自分用のユーザを追加したところまでは良かったのですが、スマホのファイルアプリからフォルダを作成しようとするとなぜかエラーで作成できない状態になってしまいました。これはこのエラーを解決する方法の備忘録です。

設定の再確認

まず、自分が参考記事の設定をきちんと反映できているか確認しました。具体的には

  • Sambaユーザの権限周り(Readonlyやアクセス拒否になっていないか)
  • 共有フォルダに対するSamba設定周り(共有設定が生きているか)
  • 共有フォルダ自体の権限周り(Readonlyになっていないか)
    あたりを確認しました。
    まあ、これで解決したらこの記事はないわけなので、これらの設定は問題なく反映されていることが確認できました。

ユーザのロールの確認

結論から言うと、これも意味がありませんでした。

Linux環境ではよくある話なのですが、特定の操作を行うためのロールが存在している場合(例えばsudoを使用する権限等)はそのロールをつけないとそのユーザはその操作を行えません。これと同じことがファイルの書き込み周りで起きていないかを確認しました。しかしながら、これもそれらしいロールが無く、空振りでした。

フォルダの権限の再確認

最後に疑ったのが、フォルダ自体に対する各ユーザの権限でした。これもLinuxあるあるだと思っているのですが、「そのフォルダの書き込みはrootユーザしかできないよw」みたいなことを私はよくやります。これと同じことを今回もやっているとしたら、と思いこれを確認したところ、新しく追加したユーザにフォルダ書き込み権限が無く、readonlyになっていました。

この設定をRead/Writeに変更したところ、無事解決しました。

おわりに

権限周りって大事

それではまたどこかでお会いしましょうノシ

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