新しいMacでGitHubのSSH接続を確認するところまでの環境構築メモ。
※すでにGitHubアカウントが存在する前提で進めます

大まかな流れ

gitのインストール
SSH認証キーの作成
GitHubに公開鍵を登録
SSH接続確認

Homebrew経由でgitをインストールする

まずはgitをインストールします。
ここではHomebrew経由でインストールするので、まだインストールしていない場合はHomebrewをインストールしましょう。

MacにHomebrewをインストールする手順とWarningの解決方法 - Qiita

Homebrewが使えるようになったら、ターミナルで以下コマンドを打ちgitをインストールします。

$ brew install git

以下コマンドでgitのバージョン番号が表示されればOKです。

$ git --version

SSH認証キーの作成

SSH認証に使う秘密鍵（id_rsa）と公開鍵（id_rsa.pub）を生成します。

$ ssh-keygen -t rsa

~/.ssh/configに接続設定を追加

$ vim ~/.ssh/config

# global setting for macOS Sierra
Host *
  AddKeysToAgent yes
  UseKeychain yes

Host github
  HostName github.com
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
  Port 22
  User git

AddKeysToAgentとUseKeychainの設定は、macos Sierra以降でマシン再起動すると毎回パスワード入力を求められるようになったので、その対策として入れてます。

生成した秘密鍵に読み取り専用属性を与える

$ cd ~/.ssh
$ chmod 600 id_rsa

ssh-agentに秘密鍵を登録

$ eval `ssh-agent`
$ ssh-add ~/.ssh/id_rsa

登録されたか確認

$ ssh-add -l

The agent has no identities.と出たら登録されていない状態です。

GitHubに公開鍵を登録する

続いてGitHubに公開鍵の登録をします。

公開鍵をコピーする

$ pbcopy < ~/.ssh/id_rsa.pub

GitHubへアクセスしSSH Keysを登録

GitHubで「settings」 > 「SSH and GPG keys」 > 「New SSH Key」と進み、「Key」項目に公開鍵を貼り付けて「Add SSH key」をクリック。

GitHubから「[GitHub] A new public key was added to your account」という件名のメールが来るはずなので確認しましょう。

公開鍵が登録されたか確認

$ ssh -T git@github.com
$ Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
$ Enter passphrase for key
Hi unsolublesugar! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

SSH接続確認

.ssh/configに登録したホスト名でも接続できるか確認。

$ ssh github
PTY allocation request failed on channel 0
Hi unsolublesugar! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.
Connection to github.com closed.

疎通確認ができたら終わり。

新しいMacでGitHubのSSH接続をするまでの環境構築手順