0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

OpenAI APIキーで即試せる ChatGPT / GPT-5 動作テストページを作った話

Last updated at Posted at 2025-12-23

OpenAI の API を使ったアプリ開発を始めるとき、

  • 「とりあえず API が正しく叩けるか確認したい」
  • 「モデルやパラメータの違いを雑に試したい」
  • 「サーバー立てる前に、まずはローカルで触りたい」

という場面がほぼ必ずあります。

今回は、そういった “とりあえずテストしたい”用途 に特化した
HTML 単体のテストページを作成したので紹介します。

👉サイトはこちら

👉ローカルに落として使いたい方はこちら

ローカルに落として、ChatGPT で怪しい処理(情報を抜きとる処理等)が含まれていないか確認してからの使用を推奨します。


これは何?

  • HTML ファイル 1 枚だけ
  • ブラウザで開くだけで動く
  • OpenAI の API Key を入力して即実行可能
  • GPT-5 系モデル(nano / mini)を切り替えて試せる
  • reasoning_effort / verbosity を UI から調整可能
  • 入力内容は IndexedDB に自動保存され、再起動しても続きから使える

という 完全にローカル完結のテスト用ツール です。


公開場所(コードはここ)

コードは Qiita に貼らず、GitHub に公開しています。

以下のリンクから HTML ファイルをそのままダウンロード してください。

使い方は非常に単純で、

  1. 上記リンクから HTML をダウンロード
  2. ローカルでダブルクリック or ブラウザで開く
  3. OpenAI の API Key を入力
  4. モデルやパラメータを調整して「送信」

これだけです。


OpenAI の API Key が必要です

当然ですが、このツールを使うには OpenAI の API Key が必要です。

  • ChatGPT Plus のログインとは別物
  • OpenAI Platform で発行する API Key
  • 利用量に応じて課金される点に注意

API Key はページ上部の入力欄に入力します。
入力した Key は IndexedDB に保存されるだけ で、どこかに送信されたりはしません。

(※ それでも不安な方は、テスト後に IndexedDB を削除してください。
IndexedDB は同一オリジンポリシーにより、LocalStorage と比べると情報漏洩リスクはやや低い程度、という認識で問題ありません。
また、より安全を重視する場合は、API Key を IndexedDB に保存しない運用にするのも一つの方法です。)


主な機能

1. モデル切り替え(gpt-5-nano / gpt-5-mini)

モデル名の横にある「切替」ボタンを押すことで、

  • gpt-5-nano
  • gpt-5-mini

をワンクリックで切り替えられます。

API の挙動差やレスポンス速度の比較に便利です。


2. reasoning_effort の選択

以下の値を UI から選択できます。

  • minimal
  • low
  • medium
  • high

実際に触ってみると分かりますが、
実用的なレスポンス速度を考えると minimal 一択 になりがちです。

特にブラウザから直接 API を叩く用途や、
試行錯誤を高速に回したい場面では、

  • medium / high → 体感でかなり遅い
  • minimal → ストレスなく返ってくる

という印象があります。

実運用を想定するなら、
まずは reasoning_effort = minimal 前提で設計するのが無難だと思います。


3. verbosity の選択

出力の冗長さも以下から選べます。

  • low
  • medium
  • high

プロンプトを詰めている場合は low、
雑に試したい場合は medium〜high といった使い分けが可能です。


4. ルール欄・メッセージ欄の自動保存

  • ルール欄
  • メッセージ欄
  • API Key

は、入力するたびに IndexedDB に自動保存 されます。

そのため、

  • ブラウザを閉じる
  • 再度 HTML を開く

という操作をしても、前回の状態から即再開 できます。

テスト用途では地味にかなり便利です。


想定している使い道

このページは、以下のような用途を想定しています。

  • OpenAI API を初めて触るときの疎通確認
  • 新しいモデルのレスポンス確認
  • reasoning_effort / verbosity の挙動比較
  • プロンプトのたたき台作成
  • 本実装前の「雑な実験場」

本番アプリに組み込む前の砂場 として使うイメージです。


セキュリティ・注意点

  • API Key は IndexedDB に平文保存されます
  • 公共端末・共有PCでは使用しない方が安全です
  • 実用サービスにそのまま組み込む構成ではありません

あくまで ローカルでの個人利用・検証用途 と割り切って使うのが前提です。


まとめ

  • HTML 1 枚で OpenAI API を即テストできる
  • モデル切り替え・パラメータ調整が UI で完結
  • 入力内容は自動保存でストレスなし
  • reasoning_effort は実用上 minimal が現実的
  • 本実装前のテスト用途にちょうどいい

OpenAI API を使った開発を始める際の
「最初の一歩」として、ちょうど良いツールになっていると思います。

必要に応じて自由に改造しながら使ってみてください。

👉サイトはこちら

👉ローカルに落として使いたい方はこちら

ローカルに落として、ChatGPT で怪しい処理(情報を抜きとる処理等)が含まれていないか確認してからの使用を推奨します。


📘 関連リンク(再掲)

👉 今まで作ったサイト

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?