Raspberry pi 3 model Bを購入して自宅の玄関ドアをスマートロック化してみました。
もともと既存のスマートロック製品を使っていたのですが、解錠命令に対するレスポンスが非情にノロマで使いづらく外部サービスとの連携もできなかったため、じゃあ自分で自分が求めている理想のモノを作っちゃえと思い立ったのが始まりです。機能としては下記を目指しました。
- カギの目の前にいる時はインターネットを介さずダイレクトに即時開閉できる。
- カギの開閉と同時に玄関照明のオンオフをする。
- カギの開閉ログを記録する。
- インターネット経由での遠隔開閉や、現在の開閉状態を知ることができる。レスポンスもできるだけ早くする。
やったースマートロック完成したよー\(^o^)/
— undo (@undo) 2017年12月11日
・Suicaタッチで即開閉
・開けたら全室照明オン、閉めたら一斉にオフ
・内側からはボタン開閉、開けたら玄関だけ照明オンで宅配受取もスムーズ
・Slackで遠隔開閉可能
・未許可Suicaがタッチしたらスマホに通知、10分間の開閉許可を出すことも可能 pic.twitter.com/an3DEi1Lqi
採用した技術はおおよそ下記のとおりです。
- ハードウェア
- Raspberry Pi 3 model B
- サーボモーターSG92R
- NFCリーダライタ SONY PaSoRi RC-S380
- スマート照明Philips Hue スターターセット
- タミヤ 楽しい工作シリーズ ユニバーサルアームセット
- プログラミング
- Python 2.7
- nfcpy
- slackbot
- 外部サービス
- Slack
- IFTTT
- Google Sheets
Raspberry Piの初期設定から各種機能のプロトタイピング、そして実装までを小分け記事にしてみましたので、ぜひご参考ください。