フレームワークとは
PHPは実装の仕方が実装者によって千差万別であるため、
「一人で全てのプログラムを実装して、その後の修正もその人が行う」
のであればそれでもいいのかもしれないが、
他の人と協力して実装する場合、ある一定のルールがないと管理できない。
そのため、ある程度の基礎的な枠組みを作っておいて、
アプリ開発の際はその枠組みを用いる(コードを書き加えたりする)ことで、
(その基礎的な枠組みを知っている)自分以外の他の人がコードを見ても実装したい内容が共有できる。
つまり、統一されたルールの中で多人数で実装が可能になる。
その基礎的な枠組みをフレームワークと呼ぶ。
フレームワークを用いることで、下記3点のメリットがある。
####⑴アプリ実装の労力の軽減
composer create-project --prefer-dist laravel/laravel {プロジェクトの名前}
とターミナルに入力するだけで、最低限必要なフォルダやファイルが一括で多数実装できるので楽。
####⑵保守性の確保
Web開発では、開発途中に要件の追加が発生することがよくある(らしい)が、
そういった修正等をする際、フレームワークを用いて、関連箇所をひとまとめにしておくことで、とある箇所のみの修正で改修できたりする。
つまり、改修時間の短縮につながる。
####⑶均質化と可読性の向上
フレームワークという枠組みやルールの中で実装されるので、
基本的には誰が書いても似たようなコードとなり、読みやすくなる。