はじめに
概要
この記事では、学習コンテンツでPythonの基礎を勉強しただけの超絶プログラミング初心者である筆者が、勢いだけで飛び込んだゲームQA業界で、実際に使う自動化スクリプトを作る際にぶつかった壁について、また、その壁の乗り越え方について振り返っていきたいと思います。
自己紹介
・前職では携帯ショップ勤務(プログラミングなんてかけらも触ったことはなかった)
・プログラミングに興味を持ったのはお客様との何気ない会話から
・重度のゲーマー(酷いときは週2で新しいゲームを購入)
・プログラミングへの興味とゲーマーとしての興味が合体した結果、Pythonの基礎を勉強後、勢いでゲームQA業界に転職、自動化エンジニアへ
実際に使うスクリプトを作る際にぶつかった壁
何をどう作ればいいか分からない
インターネット上には様々なPythonの学習コンテンツが存在しており、その殆どがプログラミング初心者でも理解できるように分かりやすく作られています。
しかし実務では、用意された題材も、使う関数の指示も、行き詰った時の解説も存在しません。
なので、テストケースから自動化できる項目、出来ない項目を選別し、どうやったらその項目を確認できるスクリプトを作成することが出来るか、自ら考えながら作る必要がありました。
なんのエラーなのか分からない
学習コンテンツを利用している際に発生するエラーというのは、作成するスクリプトが初歩的な内容で、なおかつ短いものであるという事もあり、発生が想定しやすいエラーであることが多いです。
なので初心者向けに「よくあるエラー」としてブログ等で詳しくまとめてくれている方が多く、エラーが発生した際にネットで調べれば簡単に対処が可能でした。
しかし、実際にスクリプトを作る際に発生するエラーは「よくあるエラー」ではない場合である事が多く、ネットに情報が少ない為、その発生原因を突き止めるのにかなりの時間が必要であることが多かったです。
壁を乗り越える為に
まずは先輩に相談する!!
もちろん、分からなかったらすぐに相談するのではなく、自分で打破出来るか考えてみる必要があります。
しかし、初心者である以上限界があります。その時には先輩に相談をします。
初心者がぶつかった壁という事は、先輩もかつてぶつかって乗り越えたであろう壁であることが多いです。壁を乗り越える為の答え、あるいはヒントを貰えます。
貰えたのならば感謝をし、拝みましょう。
いったん後回しにしてみる!!
自分で考え続けていると、思考が固まって一つの発想しか出てこなくなる場合があります。
そういったときはいったん問題を後回しにして思考をリセットしましょう。
新しい発想が生まれて、「どうしてこんな問題で詰まっていたんだろう」と、あっさりと問題を解決できることがあります。
最後に
学習コンテンツで勉強している際には簡単に出来ていたことも、実際にゼロからスクリプトを作る時には非常に困難であることが多く、1つ問題を解決したらさらに2つ3つ問題が出てくるような状況でした。
しかし、その分スクリプトが完成した際の達成感は大きく、自ら考え何かを作ることの楽しさというも実感できました。
まだまだ少しの壁を乗り越えただけですが、今後も壁を乗り越え続け自身のスキルを向上させ、ゲームQAの一助となれるよう、努力していきたいと思います。