72
68

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

ESP-WROOM-02 Arduino互換ボードのGPIOはこうやって使う

Last updated at Posted at 2016-03-03

スイッチサイエンス製 ESP-WROOM-02 Arduino互換ボード

スイッチサイエンスからESP-WROOM-02 Arduino互換ボードが発売されました。今まではESP-WROOM-02(ESP8266)をArduinoのスケッチを書き込んで使うためには、モジュールをはんだ付けしてブレッドボード上で使用したりと少々使いづらい部分がありました。それをこの互換ボードが解消してくれます :pray:

ESP-WROOM-02 Arduino互換ボード
2620_1.jpg

※欲しくなるポイントをこちらの記事「ついにESP-WROOM-02のArduino互換ボードが発売! 欲しくなるポイントまとめ」にてまとめました。ほしい! :metal:

Arduino互換ボードのGPIOの配置図

Arduino IDEでスケッチを書いてる際に、pinMode()でピンのモードを指定したりdigitalRead()で入力値を読み取ったりします。そのときの**ピン番号はESP-WROOM-02側のGPIOの番号を使います。**互換ボードの外側にあるD0のArduino表記では動きません。IO0であればpinMode(0, OUTPUT)になります。

ESP-WROOM-02のピン対応図

以下の対応図は記事「ESP-WROOM-02を使ってみる」からいただきました。ありがとうございます :clap:
ESP-WROOM-02のピン対応表

互換ボード上のピン配置図

Arduino Unoとは配置が異なるため、IO14などのように重複しているピンもあります。ボードに搭載されているLEDはデジタル14番ピンに割り当てられています。

互換ボード上のピン配置図

GPIO早見表

各ピンで使える値の早見表です。IO1はpinMode()で入出力の設定をしようとするとスケッチがクラッシュしました。IO0,2,15は起動時やプログラミング時に使用しているらしく、必要に迫られないのであれば使用しないほうがいいでしょう :pear:
(動作は確認できたので表に加えています。)

GPIO Digital Input Digital Output Analog Input Analog Output(PWM)
IO0 × ×
IO1 × × × ×
IO2 × ×
IO4 × ×
IO5 × ×
IO12 ×
IO13 ×
IO14 ×
IO15 ◯ ※1 ×
IO16 ◯ ※2 ×
A0 × × ×

※1:スケッチを書き込むときに配線していると書き込めませんでした。一度線を抜いてスケッチを書き込み後に再び挿すと動作しました。
※2:用途によってはうまく読み取ってくれないようです(温湿度センサー:DHT11は動作せず)。

Digital Input

デジタル値の入力に使えるピンです。ボタンのON/OFFなどを取得したいときなどに使います。
IO12,13,14,15,16で使えます。
(IO0,2,4,5では使えませんでしたなぜでしょう、、)

Digital Output

デジタル値の出力に使えるピンです。Lチカさせたりするときに使います。
IO0,2,4,5,12,13,14,15,16で使えます。

Analog Input

アナログ値の入力に使えるピンです。センサーの値を取得したいときなどに使います。
少ないですが、A0のみで使えます。

Analog Output(PWM)

アナログ値の出力に使えるピンです。モーターのスピードやLEDの明るさなどを調整したい時などに使います。
デジタル出力と同じく、IO0,2,4,5,12,13,14,15,16で使えます。

正確な情報求む!

完全に電子回路を理解できていないため、この記事の情報の精度に少々不安があります。もし不正確な情報がありましたら、コメント等で指摘していただけると嬉しいです :bow:

参考リンク

ESP-WROOM-02 Arduino互換ボード記事一覧

72
68
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
72
68

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?