先日は「スイッチ」についてまとめました「[電子工作]意外と深いスイッチの世界」。
今回は電子工作のお約束Lチカで使うLEDについてまとめます。今や白熱電球を見ないことはあっても、LEDを見ない日なんてないと言っても過言ではないでしょう。
単色LED
高輝度5mm青色LED OSUB5111A 15度 (2個入):秋月電気通商
みなさんお馴染みの1色の光が点灯するLEDです。アノードからカソードへ電流が流れることで発光します。緑・赤は昔からあり、青色の出現によりLEDで光の3原色が実用でいるようになり世界が変わりました。この間中国に旅行に行った時、そこら中の電光掲示板が赤色LEDで驚きました。
フルカラーLED
RGBフルカラーLED 5mm4本足 OSTA5131A カソードコモン:秋月電気通商
名前の通りフルカラーを表現できるLEDです。単色LEDと比べると端子が4本あることが特徴です。RGBごとに対応した端子に流す電流値をコントロールすることにより色を調整できます。
赤外線LED
5mm赤外線LED OSI5FU5111C-40 (5個入):秋月電気通商
赤外線を発するLEDです。超人でないかぎり直接肉眼で店頭を確認することはできません。カメラを通すとカメラのフレームレートの影響で店頭を確認することができます。特定のパータンを高速にON/OFFすることでリモコンの信号送出ように用いられます。
この肉眼で見ることができないという特徴をうまく使い、インスタレーションなどで物体の場所を特定する手段として使われることもあります。
7セグメントLED
超高輝度赤色7セグメントLED表示器 1文字アノードコモン ボディ黒 A-551SRD:秋月電気通商
ドットを含めて8つの信号で各LEDを点灯させ数字のように表示させるLEDです。スパイ映画などで時限爆弾のタイマーとしてよく見かけますね。1桁ならただ単にLEDのON/OFFで数字を切り替えることができるのですが、7セグメントLEDを複数組み合わせて複数桁を表現したい場合、ダイナミック点灯という高速でLEDの表示を切り替えて擬似的に数字が切り替わっているように見せる手法が必要になります。
16セグメントLED
超大型赤色16セグメントLED表示器 アノードコモン アノード共通接続 A-2308SR:秋月電気通商
7セグメントLEDより更に細かい表現ができるLEDです。文字の表示を工夫すると数字はもちろん、大文字小文字のアルファベットを表示させることができます。
数年前ですが、この16セグメントLEDを16個使ってサウンドビジュアライザーを作成しました。
音に反応する光の箱16×16 HIKARIの紹介:アットトリップ
ドットマトリックスLED
赤色ドットマトリクスLED 8x8ドット OSL641501-ARA:秋月電気通商
縦8・横8の計64個のLEDが並んでいます。さまざまなパターンを表現できるので、電光掲示板として電子工作に用いる方が多いです。
バーLED
高輝度10ポイント赤色バーLEDアレイOSX10201-R:秋月電気通商
ゲームの体力ゲージのように縦にLEDが並んでいます。
まだまだたくさんありますが、、、
今回はここまでとさせてください!
LEDは抵抗を挟めば基本的に電流のON/OFFで手軽に扱え、点灯するというわかりやすいアウトプットをしてくれるので電子工作でも大人気のモジュールです。電子パーツのお店に行くとついつい買ってしまうんですよね(笑)