1日にスイッチを押さないことはないと言っても過言ではないくらい身近な電子部品「スイッチ」。
秋葉原の電子パーツ屋さんをぶらりしているとたくさんのスイッチに出会えます。その中で概評的なものをいくつか紹介します。
タクトスイッチ
タクトスイッチ(黒色):秋月電気通商
指で押すタイプのスイッチ。電子工作界隈の人はほぼ全員持っているんじゃないか? というくらいの定番スイッチ。指で押している間にONになり、離すとOFFになるタイプです。
トグルスイッチ
トグルスイッチ1回路2接点(ON-ONタイプ):秋月電気通商
指で特定方向にバーを傾けるタイプのスイッチ。タクトスイッチのようにON/OFFではなく、端子が2パターンあるので、どちらかと言うとModeA/ModeBのように状態を切り替えることが得意なスイッチです。もちろんタクトスイッチのようにON/OFFでつかうこともできます。傾けたかんじが気持ちいいスイッチ。
スライドスイッチ
小型スライドスイッチ 1回路2接点 SS12D01G4(4個入):秋月電気通商
指でバーをずらすタイプのスイッチ。動作はトグルスイッチと同じ。
ディップスイッチ
DIPスイッチ 8P:秋月電気通商
スライドスイッチがたくさん集まったようなスイッチ。動作をコントロールするというよりは、あるモジュールを複数のスイッチでON/OFFさせて初期設定するという用途で使われることが多いスイッチ。
チャタリングに気をつけよう
普段何気なく押しているスイッチですが、ONになる瞬間にミリ秒単位で高速にON/OFFが走ってしまいます。それをチャタリングと言います。電子工作で物理スイッチを使用する場合は、高速に連続でON/OFFされないように少し待ち時間をもたせると良いでしょう。
みなさんも楽しい電子工作LIFEを!!