1. 概要
先日、第8回 [名古屋]ネプコン ジャパン に SocketDebugger を出展してきました。
ネプコン ジャパンは、電子部品・製造・検査・制御などの技術が集まる専門展示会で、
製造現場や設備開発に携わる技術者の方が多く来場されるイベントです。
SocketDebuggerとは?という方は、まずはこちらをご参照ください。
2. 展示ブースの構成と準備の試行錯誤
今回の展示にあたっては、社内メンバーが中心となり、「初めての人でも、すぐに用途がわかる構成」 を意識してデモを準備してくれました。
ブースに展示したデモは、以下のようなシンプルな構成です。
- 制御盤(PLC)
- SocketDebugger(上位システムを模擬する役割)
両者を TCP/IP で接続し、「実際の装置と上位システムの通信を模擬できる」ことを、目に見える形で伝えることを重視しました。
3. 来場者の傾向と印象に残った声
来場いただいたのは、主に次のような部門の方々でした。
- 装置 / 設備メーカーの制御設計
- 製造ラインの立ち上げ・保全担当
- 研究・検証・評価部門
- 客先導入支援 / SIer / 技術派遣エンジニア
初めての方には SocketDebuggerの「できること」をシンプルにご紹介し、既にお使いの方とは 具体的な活用シーン を伺うことができました。
その中で、特に印象に残った出来事があります。
あるご来場者の方が、ブースを見た瞬間に、
「これ、あの SocketDebugger ですか?」
と声をかけてくださり、
「これにはいつもお世話になってます!」
と日常的に外部装置とのシリアル通信の模擬として、ご利用いただいていることを教えてくださいました。
こちらは「提供している側」ではありますが、現場でどう使われているか は、直接伺う機会が多くありません。
そのためこの言葉は、とても嬉しく、励みになる瞬間でした。
4. 気づいたこと・学び
今回、日常的に SocketDebugger を使ってくださっている方にお会いできたことで、「現場で本当に役に立っている」という実感を直接感じることができ、何よりの収穫でした。
一方で、SocketDebugger を知らない方に短時間で説明する難しさも改めて痛感しました。
どの機能をどの順番で紹介すれば理解してもらいやすいか、実際の反応を見ながら考えることができたのも、貴重な経験です。

イラスト:Copilot(Microsoft)による生成画像
この体験を通して、単にツールを紹介するだけでなく、現場の課題や使われ方を理解することの大切さを改めて実感しました。
5. まとめ
本記事は、技術的な内容というより、展示会に出展した際の ささやかな体験記 です。
今回の展示会では、シリアル通信の模擬 に関する利用シーンを伺うこともできました。
このあたりは、あらためて技術的な内容として記事にまとめていく予定です。
以上、展示会での嬉しい出来事のご報告でした😊
記事リンク
株式会社ユードム
株式会社ユードムはITと人間力で社会に貢献します。
名古屋事業所開設と第8回名古屋ネプコンジャパン出展に関するプレスリリース
SocketDebuggerのご購入はこちら(期間限定の試用版もあります)
https://www.udom.co.jp/sdg/index.html
