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10秒でwordpress環境を作れる!Amazon Lightsailを使ってみた

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Amazon Lightsailとは

AWSが提供するVPSです。
タイトルでも触れているWordPress以外にもLAMP,Node.js,GitLab,Redmine等
事前に設定されたアプリケーションまたは開発スタックをクリックして起動できます。

メリット

  • 早く簡単にできる
    LightsailはおそらくAWSでwordpress環境を立ち上げるのに一番簡単なサービスです。

  • 料金の見通しが立てやすい
    料金体系は月額固定で非常にシンプルです。
    データ転送枠を超えた場合はさらに課金されますが、超過分に関してもEC2等とほぼ同等の料金となっています。

  • ドキュメントが易しい
    Lightsailのドキュメントはこちら
    ありますが、他のAWSのサービスよりも初心者向けでわかりやすい印象を受けます。

デメリット

  • スケールしづらい
    例えば、EC2のように$3.5のインスタンスで始めて、
    後で$5のインスタンスに変更するということができません。
    ただし、サーバのスペックを変更したいときはEC2に移行することで可能になります。

  • 自由度が低い
    他のAWSのサービスのように、柔軟に組み合わせて使うことはしづらいです。
    カスタマイズ性を重視するなら従来のサービスを使うほうがいいと思います。

作ってみる

超簡単3ステップです。

1. インスタンスイメージを選択

スクリーンショット 2020-09-28 20.14.56.png

SSHのキーペアをデフォルトのもの以外にするときはここで設定できます。

2. インスタンスプランを選択

スクリーンショット 2020-09-28 20.15.06.png

条件に合ったスペックを選択。

3. リソース名の設定

スクリーンショット 2020-09-28 20.15.18.png

最後に名前を設定します。必要であればタグもここで設定します。
必要な設定後、「インタスンスの作成」ボタンを押すと、ホームに戻り作成中のインスタンスが表示されます。

10秒は正直盛りすぎかもしれませんが、名前さえ気にしなければ本当に最小1クリックでwordpress環境が完成します。

環境作成後

スクリーンショット 2020-09-30 0.18.43.png

インスタンスの詳細画面はこのようになっています。
このWordpress入門ガイドを見れば簡単にwordpressの設定を完了することができます。

本番に公開するサイトとして必要な設定

上記のステップでworpress自体は使えるようになりますが、本番運用するサイトとしては下記の設定が必要になるかと思います。

  • 静的IPアドレス設定
  • 独自ドメイン設定
  • SSL対応

こちらはすべてLightsailのサービスでまかなうことができ、ハウツーも載っています。
(ドメインの取得はできないのでRoute53等で取得する必要があります。)

まとめ

Lightsailはwordpressだけでなく、人気のアプリケーション環境が簡単に構築できます。
よろしければ参考にしてみてください。

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