はじめに
今回は音速でDrupal環境を立ち上げる方法について記事にしてみました。
正直Drupalの環境構築はかなり楽です。
3分かかんないです。
多分記事読むほうが時間かかります。
Drupalを知らない方・毛嫌いされてる方、この機会にでもDrupalを触っていただけると幸いです。
前提
Lando
最近、メジャーバージョン4系リリースを視野に迎えて勢いのあるDockerベースの開発ツールです。
インストールも簡単です。
// MacOSの場合
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://get.lando.dev/setup-lando.sh)"
(ちょっとバージョンが上がってからどうなったか曖昧ですが、たしかDockerがOSに入ってない場合は勝手にインストールまでしてくれます)
なんとこれだけ!!
Composer
言わずもがなPHPでのプロジェクトでは必須ですよね。
インストールについては以下記事を参照ください。
事前準備はこれだけです。
手順
一瞬で終わるので手順を先にまとめます。
ここからは 3分 でいけます。
- Composer経由でDrupalのソースコードを取得
- Landoを使ってアプリの設定
- GUIで初期設定
ではさっそく...。
それでは、Drupalインストールスタートです。
001. Composer経由でDrupalのソースコードを取得
まずはソースコードを取得します。
composer create-project drupal/recommended-project "app"
app
はアプリ名を指定してください。
cd ./app
tree -L 1
.
├── composer.json
├── composer.lock
├── vendor
└── web
プロジェクトディレクトリ直下が上記のようになってたらOKです。
002. Landoを使ってアプリの設定
1. lando init
実行
lando init
Q. From where should we get your app's codebase?
A. current working directory
Q. What recipe do you want to use?
A. drupal10
Q. Where is your webroot relative to the init destination?
A. web
Q. What do you want to call this app?
A. app
2. lando start
実行
コンテナ・イメージ等のビルドが始まり、しばらくするとLocal環境が立ち上がります。
003. GUIで初期設定
lando start
に成功したら、APPSERVER URLS
にアクセス可能なURLが表示されるのでアクセスしてください。
1. 言語の選択
慣れてる言語を選択してください。(初期値は「Japanese」なはず)
2. プロフィールの選択
さくっと検証環境立てるレベルならStandard(初期値)でいいと思います。
3. 必要条件の検証
PCの状況に応じてひっかかります。
(私はLocalでひっかかった経験はあまりないです。)
4. データベースのセットアップ
ちょっとだけ設定必要です。
- MySQLを選択
- DB名・DBPassWord・DBUser名 を入力
(キャプチャに赤マークつけています) - DBの
host
とport
を入力(キャプチャに赤マークつけています)
Databaseの情報を見るにはCLIにて以下のコマンドを実行すると確認できます。
lando info
入力し、設定にミスがなければ、「5.サイトのインストール」と「6.翻訳のセットアップ」が実行されます。
7. サイトの環境設定
サイト名はユーザー名などを入力します。
ここはもうお任せです。
入力を終えたら、 「8.翻訳の完了」が実行されて以下のような画面が表示されるはずです。
まとめ
PCのスペックにもよりますが、叩くコマンドは最低2つ。
入力5箇所程度のMultiStepFormに従うだけ。
めっちゃ簡単ですよね。
環境構築お疲れ様でした。
ちなみに...。
音速はいいすぎですが、筆者は巻きまくって2分で行けました。