概要
New Relicに取り込んだデータを分析する際に使うクエリ言語「NRQL」ですが、例えばログに含まれた商品番号や店舗番号などを取り込まれたデータだけでは判断できず、別の表とつけ合わせて確認しなくてはならないので不便だと感じたことはありませんか?
この度、遂にNew RelicにCSVをアップロードできる機能「LookupTable」が追加されました!!
取り込んだCSVはJOIN句を使ってデータを連結することができますので、よりデータ分析がしやすくなります。
今回は、Logに含まれるステータスコードをあらかじめCSVに定義したわかりやすい説明にマッピングして、リスト化して表示する方法を例に、早速試してみたいと思います!
このアップデートの詳細はこちら。
New Relic アップデート(2023年6月)
New Relic アップデート
CSVをアップロードする
CSVは Logs -> Lookup tables からファイルをアップロードできます
注意書きとして書かれていますが、アップロードされるTable情報は難読化されません!
なのでみられて困るようなデータは絶対にアップロードしないでください。
そのほかにもファイルサイズや最大行数などの制限があるので、詳細はこちらのドキュメントをご確認ください。
取り込まれたデータの中身はNRQLで確認することができます。
ちなみに今回の例でアップロードしたCSVファイルの中身はこちら
CSVとNew Relicに取り込まれたデータをJoinする
では実際のデータと取り込んだCSVを連携させてみたいと思います。
ここで活用するのは先ほど出てきた「lookup」と「join」です。join句の使い方はこちらの記事も合わせてみていただくとより使い方が理解できるますのでご参照ください。
例として先ほど確認したstatusCodotableが記載されているCSVファイルとログをJoinして、ステータスコードがどうゆうものなのかをわかりやすくまとめた表を作ってみます。
これはLogに含まれる「statusCode」とCSVファイルにある「status_code」を紐づけて表にしています。
断然わかりやすい!!!
「このStatus Codeの意味は?」とググらなくても大丈夫!
結果をダッシュボードに表示しておけば常にデータが確認しやすくなります。
こんな感じでNew Relicに含まれていないデータをCSVで取り込んで紐づけることが可能になります。
取り込んださまざまなデータの分析に是非ご活用ください!!
このアップデートの詳細はこちら。New Relic アップデート(2023年6月)
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