ゲームなどでよく使われるUnityクライアント
サーバサイドはAPMでみていたとしても、オブザーバビリティの観点からユーザの状況も把握してサービス提供したいと思いますよね?
New RelicでもUnityクライアントを見ることができるようになりました!
これでサーバサイドと合わせてUnityクライアントを使ったサービスでもオブザーバビリティを実現しましょう
このアップデートの詳細はこちら。
New Relic アップデート(2024年1月)
New Relic アップデート
ゲーム運用におけるオブザーバビリティについて知りたい方はこちら。
ゲーム運用におけるオブザーバビリティとは?
Unity エージェントの要件
Unity エージェントをインストールする前に、Unity アプリが次のバージョン要件を満たしていることを確認してください。
Android API 24 以上(ドキュメント)
iOS 10 以上(ドキュメント)
詳しいドキュメントはこちらをご参照ください
Unity エージェントでできること
下記のような情報を取得し、可視化することが可能になります(2024年3月25日現在)
最新情報はこちらのgithubをご参照ください
・C#エラーの記録とキャプチャ
・ネットワーク計測
・分散トレース
・UnityEngineデバッグログ、Assert、エラーの追跡
・処理された例外
・インタラクションとその作成順序のキャプチャ
・ユーザーセッションを追跡するためにユーザー情報をNew Relicに渡す
・インタラクションとしてのシーンナビゲーション
・ネイティブ C++ エラーのキャプチャ
導入方法
実際にUnityのサンプルプロジェクトにSDKを導入してみます(詳しいドキュメントはこちら)
(1)Package Managerを開き、「Add package from git URL...」をクリック
(4)New RelicからMobile -> Unity をクリック
(5)Android、iOSを選択できます。今回は例としてiOSを選択した場合で進めます
(6)ウィザードに従いすすめ、iOS用のAppTokenを取得する
(7)UnityIDEの Tool -> New Relic をクリックし (6)で取得したAppTokenを入力し、「Add Token」をクリック
(8)iOSの場合は以下の手順を実施します(Androidの場合はドキュメントをご参照ください)
Assets -> External Dependency Manager -> Settings をクリック
(9)Podfile Configurations」セクションで、次の設定を確認し「OK」をクリック
・Add use_frameworks! to Podfileが「無効」
・Always add the main target to Podfileが「有効」
(10)iOS の依存関係管理に Podfile を使用していない場合は、次の手順を実施してください
New Relic XCFramework SDK (iOS エージェント) をこちらから最新版をダウンロード
SDKを解凍し、Finder から、 NewRelicAgent.xcframeworkフォルダを Xcode プロジェクトにドラッグし、Targets Frameworks ペインに配置
この後通信を行うことでNew Relicからデータが見えるようになります!
データを見てみる
他のMobile Agentと同様にNew Relicの「Mobile」からデータを見ることができます
例えばC#のエラーを確認したい場合、ERRORS -> Handled exceptions から確認することが可能です。
他にもHTTPリクエストだけでなく、カスタムでユーザIDやBreadcrumbを追加することも可能です。
まとめ
Unityのゲームアプリのユーザ体験を可視化することで、クライアントエンジニアとバックエンドエンジニアが1チームとしてゲームの運用をより効率的に行うことができるようになります。
問題点の切り分けを迅速に行うことで、ユーザ体験が向上し、よりユーザ満足度の高いゲーム開発に注力することが可能になります。
是非Unityを使ったゲーム開発を行なっている方は、Unity SDKを活用しオブザーバビリティを実現してください!!
ゲーム運用におけるオブザーバビリティについて知りたい方はこちら。
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