日々たくさんのインフラを管理する中で、アラートやダッシュボードなど用途やカテゴリごとにまとめて管理したいと思うこと、ありますよね?
そんなあなたにNew Relicでタグ付けしたインフラ群を簡単にまとめてアラートやグラフ作成できる方法をお伝えします!
このアップデートの詳細はこちら。
New Relic アップデート(2023年3月)
New Relic アップデート
タグの設定方法
タグは「インフラのコンフィグファイルで設定する方法」と「UIから直接設定する方法」の2つあります。
それぞれご紹介したいと思います。
(1)インフラのコンフィグファイルから設定する方法
New Relicのコンフィグファイル newrelic-infra.yml ファイルに追加することで設定可能です。
newrelic-infra.yml ファイルの設定方法の詳細に関してはこちらのドキュメントをご参照ください。
yamlファイルへの設定例)
custom_attributes:
environment: production
service: login service
team: alpha-team
(2)UIから直接設定する方法
New Relic のUIにある「tag」から追加することが可能です。
Add a tag にKey: Value の形で記載し、Enterを押せば追加されます。
ちなみにインストール時にも設定することが可能なので、あらかじめ設定したいタグが決まっているようであればインストール時にも設定することも可能です(スクリーンショットはLinuxですがWindowsでも設定可能です)
この場合はnewrelic-infra.yml に追加されます。
タグの活用方法
タグはNRQLでサクッとクエリするとこのように見えます。
Systemsampleからyamlファイルに設定したタグをクエリします
FROM SystemSample SELECT environment, service, team
UIから直接追加した場合は「tag.XXX」でクエリすることができます
FROM SystemSample SELECT hostname , service, team , tags.environment
例えばyamlファイルに設定した「Production」のサーバをまとめてグラフ化したい場合は下記のように指定します。
この条件を使ってアラートを設定することも可能です。
「Create alert」をクリックするとアラートコンディションの設定に遷移します
「Add to dashboard」からダッシュボードに貼り付けることも可能です
まとめ
このように管理しているインフラをタグを活用することで方法でまとめることで、管理の利便性を上げることが可能です。
インフラ監視のやりやすいように自由にタグを設定して、より柔軟な管理にお役立てください!!
このアップデートの詳細はこちら。New Relic アップデート(2023年3月)
無料のアカウントで試してみよう!
New Relic フリープランで始めるオブザーバビリティ!
New Relic株式会社のQiita Organizationでは、
新機能を含む活用方法を公開していますので、ぜひフォローをお願いします。