1日に複数回リリースを行うような開発を行われているシステムが増えています。
開発中からAPMを使ってエラーを捕捉しデバックしていても、今発生しているエラーがいつのバージョンで発生しているのかわからない or 確認に時間がかかってしまうのは勿体無いですよね?
そんな時に便利な、発生しているエラーのリリースバージョンを特定しやすく機能が、New RelicのErrors Inboxに新しく追加されました!
このアップデートの詳細はこちら。
New Relic アップデート(2023年11月)
New Relic アップデート
設定方法
Errors Inboxでバージョン情報を収集するためには、APM および OpenTelemetry アプリケーションで次のイベント フィールドを追加する必要があります。下記の順番で表示されます
service.version
tags.service.version
tags.releaseTag
tags.commit
モバイル アプリケーションの場合、イベント フィールドは appVersion
。
ブラウザ アプリケーションの場合、イベント フィールドは application.version
。
各言語毎の設定方法に関しては下記リンク先のドキュメントをご参照ください。
Open Telemetry は service.version
APM は以下
Go
Java
.NET
Node.js
Python
Ruby
mobile は appVersion
browser は application.version
できること
Errors Inbox に収集されたエラーの中に「Occurrences by version」が追加され、バージョンごとのエラーを確認できるようになっています
Change Trackingを使用してデプロイメントを設定している場合は、このグラフにデプロイメント マーカーが表示されます。これらのマーカーは、各デプロイメントがいつリリースされたかを示しています。
マーカーをクリックするとデプロイメントの詳細画面に遷移することも可能です。
バージョン情報を取得できるようになると、エラーグループからアプリケーションのバージョン毎でフィルタリングも可能になり、絞り込んだ確認が可能になります。
とても便利!
まとめ
この機能を使うことによって下記のようなメリットがあります
根本原因の迅速な特定: エラーが最初に発生したコード リリースのバージョンを特定することで、エラーの発見ではなくコードの修正に集中できます。
問題解決の加速: 問題の検出、特定、解決に必要な手順と画面を削減し、労力を軽減します。
リアルタイムのエラー可視性: 最近のソフトウェア リリースによって導入された新しいエラーの最新の概要を取得し、顧客に影響を与える前に問題を先取りします。
是非この機能をご活用ください!!
このアップデートの詳細はこちら。New Relic アップデート(2023年11月)
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