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GPTを活用したChrome/Edge拡張機能を作ってみた(インストール手順)

Last updated at Posted at 2023-10-21

Chromeのバージョン114以降で実装された、SidePanel機能を利用して、拡張機能を作りました。

オープンソースで公開していますので、皆さんぜひ使ってみてください。

また感想などありましたら教えてください。

今回作ったもの

作ったものは、サイドパネルでGPTと会話してみたり、Chromeのウェブサイトから文字を選択し、拡張機能に文字を渡して、ページの要約などができる機能などを実装しています。

機能

  • Chrome/Edgeのサイドパネルから会話できる機能
  • サイト内の文字を選択して、要約したりその選択内容を質問で渡したりできる機能
  • ダークモード切り替え機能
  • LangchainのTools機能を使ってアニメランキングとGoogle検索に対応

ギャラリー!

image.png

bandicam-2023-10-10-20-54-18-575_(1).gif

今回のインストール手順をスキップして使う方法

下記のChrome拡張機能ストアからダウンロードできます。

ただし、APIはIP制限をかけているので、私に、Twitter @umarun_j宛にDMを送って貰えれば使えるようにします。

https://chrome.google.com/webstore/detail/xassistant/onchpcbhinlpmohfkjjiemmofnigppfd

コードセットアップ手順

  • 前提
    • Python3がインストールされていること
    • NodeJSがインストールされていること。

どちらも最新で動作します。

まずは、下記からコードをクローンします。ZIPでダウンロードしても問題ありません。

https://github.com/umaxiaotian/Xassistant

※今回はCloneではなくZIPファイルで行っています。

Cloneされた方は②の手順以降を行ってください。

①下記でダウンロードします。
Untitled.png

②ZIPファイルを展開してください。

下記のようになればOK
Untitled 1.png

APIの手順

③APIファイルを開きます。

Untitled 2.png

④.envを編集

.env.exampleを参考にOPENAIのAPIキーなどを設定してください。.envにリネームして保存します。

※ちなみにGoogle接続用のこの2つはなくても、大丈夫です。この2つはToolsのGoogle検索で利用するものになります。利用する方入れてください。

  • GCSE_ID
  • GAPI_KEY

Untitled 3.png

⑤アドレスバー部分に「cmd」と入力してEnterを押すと、コマンドプロンプトが立ち上がるはずです。

Untitled 4.png

⑥必要パッケージをインストールします。

pip install -r requirements.txt

Untitled 5.png

インストールできればOK

⑥APIの起動

下記を入力してUvicornを実行します。

python main.py

拡張機能の手順

①Extensionのフォルダを開きます。
Untitled 6.png

②アドレスバーにcmdを入力し、エンターを押してコマンドプロンプトを起動してください。

Untitled 7.png

③パッケージのインストール

下記を実行してパッケージをインストールします。

pnpm install

Untitled 8.png

④パッケージを起動する。

下記のコマンドを実行して、パッケージを起動します。

npm run dev

Untitled 9.png

④Chromeでデバッグする

Extensionフォルダの下にbuildフォルダができたと思います。

Untitled 10.png

これをChromeで読み込みます。

ここのアドレスをコピーしておきます。

⑤Chromeを開きアドレスバーに下記を入力してください。

chrome://extensions/

Untitled 11.png

⑥開きましたら、「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックします。
Untitled 12.png

⑦下記をのフォルダの中に入り、フォルダを選択を押してください。

Untitled 13.png

このように入ったら完了です。
Untitled 14.png

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