本記事は、クソアプリ Advent Calendar 2024に参加しています!
「見たことのないウマ娘がいるなぁ」と思ったら、どうやらウマ娘の人数が120人を突破しているようです!(記事執筆時点)
そろそろ全員の顔と名前を覚えられないので、「今の時代、AIにウマ娘を覚えてもらえば良いよね」ということで、カメラ画像からウマ娘の名前を教えてくれるAIアプリを作ってみました!
(しかも、結果的に、ムダに高精度(テストしたら正解率100%)なAIができてしまった・・・。)
作ったアプリ「ウマ娘を見分けるAIアプリ」
概要
スマホで撮影したウマ娘を判別して、名前を教えてくれるAIアプリです。
最終的にAIが判別した結果の表示と、AIが算出した各ウマ娘のスコア(どのウマ娘にどのくらい似ているか)の上位5つを表示してくれます。
このAIアプリは、2024年12月時点の全てのウマ娘(123人)や、ウマ娘のゲームに登場する人間のキャラクターを見分けることができます!
ちなみに、ノーコードAI開発ツールのADFIを使って、プログラミングを少しもせずに、このAIとアプリを作成しています。
ADFIの画像認識AIのアルゴリズムは、Vision Transformerだそうです。
ADFIでのノーコードAI開発については、以前の記事「ADFI画像認識で「きのこ・たけのこ判定アプリ」を作ってみた!」をご参照ください!
判別結果の例
上の画像は、ウマ娘のゲームの画面をスマホカメラで撮影して、AIに判別させた結果です。
処理時間ですが、カメラで撮影してから2~3秒くらいで判別結果が表示されます。
デアリングハートやシュガーライツなど、最新のウマ娘も含めて、見事、全問正解でした!
アプリ開発について
開発期間は約1日!
1日といっても、そのうちのほとんどの時間が、ウマ娘の学習画像の収集にかかった時間でしたが。
AIとアプリの作成自体は、ノーコードAI開発ツールのADFIを使って、1時間程度かかりました。
開発中のスクリーンショット
(1) プロジェクトを作成
最初に、ADFIにログインして、左側の「ADFI画像認識」の方で、プロジェクトを作成しました。
(2) ウマ娘の画像をアップロード
ウマ娘の学習画像と評価画像をどんどんアップロードしていきます!
ウマ娘1人ごとに、3~5枚くらいの画像を学習させました!
(3) 作成したAIをテスト
全ての評価画像に対する、AIのテスト結果です。
評価画像394枚に対して、正解数が394!
正解率は、なんと、1.000(100%)でした!
(4) 評価画像ごとの詳細結果
ゲーム画面だけではなく、イラストや、人形の写真でも、上手く判別できていました!
また、各評価画像の「結果詳細」ボタンを押すと、その評価画像に対するスコアの上位5つを確認できます。
(5) アプリを作成
アプリのタイトルや色を設定したり、背景画像をアップロードしました!
(6) アプリ完成
感想
ウマ娘、多すぎ!
123人分の画像を集めるのが、ものすごく大変でした!
作ってみたら、自分の想像以上に、ムダに高精度なAIアプリができてしまった、という感じです!
今度は、ウマ娘の画像ではなくて、他の画像を使って、しっかりと、AIの精度評価をしてみようかな、と思いました!
最後まで記事を読んでくださって、ありがとうございます!
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