1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【備忘録】GitHubにpush/pullしようとしたら "remote: Invalid username or token. Password authentication is not supported for Git operations." が出たときの対処法

Last updated at Posted at 2025-08-17

📝はじめに

ローカル環境から自分の private リポジトリに git push しようとしたところ、GitHub の Username と Password を求められました。
正しい情報を入力したにもかかわらず push ができず、原因を調べることに。

本記事では、

  • 正しい GitHub の情報を入れても push できなかった原因
  • 解決方法(Personal Access Token を使った認証)
  • さらに便利な push/pull 方法(SSHキー認証の利用)

を備忘録としてまとめておきます。


✅ まず git push できなかった原因

Username / Password に正確な GitHub の情報を入力しても認証されなかったのは、GitHub が 2021 年以降、HTTPS通信でのパスワード認証を廃止したためでした。
そのため、何度正しいパスワードを入れても認証が通らず、git push ができなかったということになります。

🔑 git push できるようにするには(HTTPS + PAT)

では、GitHubのパスワードが使えないなら何を入力すればよいのでしょうか。
答えは Personal Access Token (PAT) です。

GitHub は HTTPS 通信でのパスワード認証を廃止したため、現在は パスワードの代わりに PAT を入力する必要があります。

PATってなんですかって方は下記アクセストークンについてという記事が参考になります。PATの発行の仕方がわからない方は、Personal Access Token発行手順の記事が参考になります。

PAT 発行時の注意点

PAT を発行する際には、スコープ(権限)設定で必ず repo にチェックを入れることを忘れないようにしてください。
これを指定しないと、private リポジトリに push できないままになってしまいます。

使い方

PAT を発行したら、それをコピーして git pushgit pull の際に求められる Password 欄に貼り付けるだけです。
これで正常に認証され、push/pull が成功するようになります。

🔐SSH 接続でより快適に

HTTPS + PAT でも push/pull はできますが、毎回トークンを入力するのは正直面倒です。
そこでおすすめなのが SSH 接続です。公開鍵/秘密鍵を使う認証なので、一度設定すれば毎回の入力は不要になります。

※HTTPS通信でも毎回Password(PAT)を打たなくてもよくするための設定がありますが、この記事では取り上げません。

SSH接続の手順

1, SSH接続のセットアップ
 まずはGitHubとSSH接続を完了させてください。

2, SSH接続が完了したらローカルで開発している環境内で下記コマンドをユーザー名とリポジトリ名を変更して入力してください。そうすることでそのローカル環境と指定したリモートリポジトリ間の通信方法を設定できます。今回はSSHでの通信をするよという設定をしています。SSHキーはGitHubリポジトリ内の<>Codeからもコピーできます。

git remote set-url origin git@github.com:ユーザー名/リポジトリ名.git

3, SSHで通信するというセットが完了したら、下記コマンドで現在のローカル環境とリモートリポジトリ間で設定されている通信方法を確認してください。

git remote -v
# origin  git@github.com:ユーザー名/リポジトリ.git (fetch)
# origin  git@github.com:ユーザー名/リポジトリ.git (push)

git remote -v で https://... ではなく git@github.com... になっていれば SSH 接続に切り替わっています。

これでリモートリポジトリとのSSH接続が完了し、 git push , git pullするときに毎回 Password(PAT)が求められなくなります。

🎯 おわりに

SSH 接続に切り替えてから、毎回パスワードを入力しなくてよくなり作業効率が上がりました。
もしまだ HTTPS 通信で毎回パスワードやトークンを入力している人がいれば、ぜひこの機会に SSH 接続も試してみてください。

参考記事

https://qiita.com/suin/items/1ce9e11bd1c203fb1167
https://qiita.com/mokio/items/f6c67c8f9af050383fc0
https://qiita.com/shizuma/items/2b2f873a0034839e47ce
https://qiita.com/rorensu2236/items/df7d4c2cf621eeddd468
https://docs.github.com/ja/authentication/connecting-to-github-with-ssh

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?