LocalizedStringKeyの簡単な説明(Swift) #Swift

はじめに

本記事は Swift Advent Calendar 2022 の2日目の記事です。
昨日も私で iOS 15.0+ではNSLocalizedStringよりString(localized:)を使おう(Swift) でした。

LocalizedStringKey について簡単に説明します。

環境

OS：macOS Ventura 13.0.1
Xcode：14.1 (14B47b)
Swift：5.7.1

「LocalizedStringKey」とは？

文字列ファイル内のエントリの検索に使うキーのことです。

以下の文字列ファイルがある場合、 LocalizedStringKey に "Uhooi" を渡すことで "ウホーイ" を取得できます。

Localizable.strings

"Uhooi" = "ウホーイ";

Viewのイニシャライザが LocalizedStringKey に対応していると、 String(localized:) などを使ってローカライズされた文字列を取得する必要がなく、そのままキーを渡せるので、記述がスッキリします。

例えば前日の記事で私が紹介した記述は、実はもう少しスッキリさせることができます。

FooView.swift

import SwiftUI

struct FooView: View {
  var body: some View {
    VStack {
-     Text(String(localized: "Set \(Int(3) + 1)", bundle: .module))
+     Text("Set \(Int(3) + 1)", bundle: .module)
    }
  }
}

これは Text のイニシャライザが String のみでなく LocalizedStringKey も受け付けているためです。

おわりに

LocalizedStringKey の簡単な説明でした。

以上 Swift Advent Calendar 2022 の2日目の記事でした。
明日も私で何か書きます。