こんな人に参考にしてほしい
Workatoを利用し、Teamsで打刻漏れの対策をすることができます。
打刻依頼メッセージを送信することで、打刻をするきっかけを作ります。
WorkatoはiPaaS製品です。
クラウド上でアプリケーションと連携することができます。
勤怠システムと連携することができれば、
出勤の時は、社員にTeamsから、打刻させることが可能になります。
メールサービスと連携することができれば、
遅刻の時は、社員にTeamsから、メールで管理者へ報告させることも可能です。
Workatoはローコードで開発できるiPaaS製品です。条件分岐や順次処理などの基本的な知識があるとよりカスタマイズができます。
例えば
- 起動する時間に応じて処理を分ける(「出勤」「退勤」)
- 社員が入力できる項目を設ける(遅刻理由など入力)
- 勤怠システムと連携し残業アラートを出す
Workatoで作成したレシピ(ワークフロー)を紹介します。
レシピは、出勤の打刻依頼メッセージを送信して、選択に応じて処理を開始するレシピです。
全体の流れがわかるように、だいぶ省略して説明しています。
アクションの詳細な説明は行っていません。要点だけ伝えることができたらと思っています。
Workatoのレシピ
2つのレシピを用意します。
- 定期的に打刻依頼メッセージを送信するレシピ
- 選択に応じた処理が開始するレシピ
定期的に打刻依頼メッセージを送信
3つのアクションを設定します。
- 「毎週平日の午前8時50分」とトリガー設定
- 「送りたいチャット」を設定
- Workbot(ロボット)がメッセージを送信
メッセージには、ラジオボタンに値の設定をします。
出勤が選択された場合は「1」、退勤が選択された場合は「2」とします。
さらにBot command の設定で【送信ボタン】と【コマンド名】を設定します。
選択に応じた処理が開始
トリガーにはさきほど設定した【コマンド名】を選択 します。
Teamsに送信された打刻依頼メッセージの、【送信ボタン】が押下されるとラジオボタンの値に応じて処理が開始されます。
- 出勤を選択時:Google Sheetsの出勤簿に登録、Teamsで登録完了メッセージ
- 遅刻を選択時:Gmailで関係者へメールを送信、Teamsで送信完了メッセージ
サンプルとしてGoogle SheetsとGmailを用いていますが、Workatoと連携している他のアプリケーションに置き換えることもできます。
アクションの説明は別記事で紹介
全体の流れだけを簡単に説明させていただきました。
Workbotがメッセージを送信することや、
定期的にメッセージ送信するスケジュール実行などに関しては別記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
・Workbot for Microsoft Teams の設定から簡単なアクションまで実行してみた
・Teams有効活用!予約メッセージを設定する方法!Workatoでは定期実行が可能
終わりに
冒頭にも書かせて頂きましたが、Workatoはローコードで開発できるiPaaS製品です。自動化したい業務フローにあわせてWorkatoのレシピを作成することができます。
基本的なプログラミングの知識があるとよりカスタマイズができます。
弊社では他の記事も紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
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