本記事ではパート毎に分けて最終的にはタイトルの通り「AWSとWordpressを使ってWebサイトを構築」していきます。
初学者の方はゆっくりと確実に1つ1つ記事の通りに進めて頂けたら最終的にはWebサイトを構築することができます。
まずはWebサイト構築を始める前に理解しておくべきサーバーとネットワークについて抑えましょう。
#目次
1.サーバー構築の考え方
2.ネットワーク構築の考え方
#1. サーバー構築の考え方
そもそもサーバーとは簡単に言うと「何かを相手に提供する」ということです。
例えばコーヒーサーバーでしたらコーヒーを提供するためのサーバー。
それと同じようにコンピュータで言うサーバーとはクライアントにサービスを提供するためのサーバーです。
サーバーを構築する際にまずは”どんなサーバーが必要なのか”を考えます。
もしあなたが”自分のWebサイトを作成して公開したい”という時は、Webサイトを提供するためのWebサーバーが必要となります。
またWebサイトに書いた記事や画像を保存しておくためのデータベースも必要ですよね。なのでDBサーバーも必要です。
このようにどんなサービスを提供するかで構築するサーバーも変わっていきます。
とはいえWebサーバーだからWebサーバーというものがあるということではなく、正確に言うと「Windows Server」などのOSをインストールしたコンピュータにWeb機能をインストールさせたものをWebサーバーと言います。
#2. ネットワーク構築の考え方
サーバーを構築した後にインターネットへ繋げるにはネットワークを通じて通信できるようにしてあげる必要があります。
インターネットはTCP/IPというプロトコルを使ってネットワーク上で通信を行っており、それぞれのサーバーにIPアドレス(こんな形「10.0.1.1」)という固有の番号を割り振って他の機器と重複しないように識別しています。
さらにインターネットへ接続するのにルーターという機器を使用しており、サーバーからルーターへ通信するように構成する必要があります。
また通常インターネット上ではWebサイトの住所を表す時に「https://www.google.co.jp」 このようなドメイン名と呼ばれるものを使用します。
実はこれは人間が見やすいように作成されたもので、IPアドレスに関連付けされて設定されています。
このような設定を行うのにDNSサーバーというサーバーの設定も必要です。
それでは次回からAmazonが提供しているクラウドサービスであるAWSサービスにWordPressをインストールしてWebサイトを構築していきましょう!
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AWSとWordPressを使ってWebサイトを構築しよう②