ということってありませんか?
LINEにメッセージを送る方法として、APIやBotツールを使うなど色々ありますが、FileMakerから相手をLINE上で指定してメッセージ送るだけなら「URL を開く」スクリプトステップ1行だけで実現できます。
FileMaker対象バージョン
このスクリプトステップは、FileMaker バージョン6以前から実装されているので、ほとんどのバージョンで実装可能と思います。
今回の記事作成用に使用したFileMaker バージョンは、19.6.1です。
LINE URLスキーム
以下のLINE Developer向け公式資料を参考にしています。
動き
まずは、動きを見てみましょう。
PCでの動き
PC版LINEでは、非対応だと公式ページに書いてあります。
PCにLINEアプリが入っていても、ブラウザが立ち上がるだけで、Web版プロフィールを公開設定にしていたり公式アカウントが認証されているときはQRコードが出るそうなので、やりたいこと(LINEにメッセージを送ること)がうまく機能しないです。
なので、この「LINEにとりまメッセするわ」は、LINEアプリがインストールされているiOSでお使いください。
iOSでの動き
すでにLINEアプリがインストールされ、使用されているものとします。
URLを開いてLINEアプリが下からにゅっと出てきた時、つい「LINEアプリを開く」をタップしがちですが、なぜか「Safariで開く」の方でないとうまくいきません。
ので、「Safariで開く」をタップしてください。
まぁ、なんか大人の事情があるんでしょう。。。
実装
基本、スクリプトステップ1行になります。
"text"パラメータがメッセージ内容になりますので、この部分を変数にして実装する形になるかと思います。
「URL を開く」スクリプトステップは、URLがエンコードされた形で実行されるので、エンコード処理は不要です。
メッセージ送信以外
メッセージを送信する以外にも、URLスキームだけで色々できます。
「URL を開く」スクリプトステップ、ぜひ活用してくださーい!