はじめに
Oracle Analytics Cloud(OAC)のJanuary 2024 Updateで追加された新機能にナビゲーション・メニューがあります。
ある日、OACにログインするとアイコンが追加されていたので、「これはなんだろう」と思った人もいるかと思います。
試しにクリックしてみます。
「ナビゲーション・メニューに保存された共有ダッシュボードとワークブックがここに表示されます。」とのことです。
ほぼ、まっさらなOACインスタンスなので、表示するものがないようです。
ワークブックをナビゲーションメニューに表示する
新規にワークブックを作成します。
適当にビジュアライゼーションを追加して保存します。
いつも通りの画面が表示されます。
保存先を「マイ・フォルダ」から「共有フォルダ > 販売分析」に変更してみます。
新たなオプションが追加されていました。
このフォルダは共有フォルダのルート直下にありますが、さらにサブフォルダを作成します。
オプションが消えました。
共有フォルダ直下のフォルダに保存するときだけ表示されるようです。
では、「ナビゲーション・メニューに追加」をオンにしてワークブックを「共有フォルダ > 販売分析」に保存します。
ナビゲーション・メニューのアイコンをクリックすると、今度は保存したワークブックへのリンクが表示されました。
別のワークブックを共有フォルダに保存してみます。
ここで気づいたことがあります。
「共有フォルダ > 販売分析」に、先ほどは存在していなかった「ダッシュボード」というフォルダが自動的に作成されています。
気になりますが、後で調べることにしてワークブックを保存します。
ついでに、ナビゲーション・メニューに追加しないバージョンも、別名保存しておきます。
ナビゲーション・メニューを確認すると、最初のワークブックに加えて新たに保存したワークブックも表示されています。
当たり前ですが、ナビゲーション・メニューに追加、を選択しなかったワークブックは表示されていません。
カタログを確認
共有フォルダの「販売分析」フォルダを開きます。
「ダッシュボード」フォルダと、ナビゲーション・メニューに追加しないで保存したワークブックがあります。
「ナビゲーション・メニューに追加」オプションをオンにして、「共有フォルダ > 販売分析」フォルダに保存したつもりのワークブックがありました。
「ナビゲーション・メニューに追加」したことによって、自動的にこのフォルダに保存(移動?)されたことがわかります。
ダッシュボードをナビゲーションメニューに表示する
クラシック・ホームに移動して、共有ダッシュボードを作成します。