はじめに
OAC(Oracle Analytics Cloud)で作成したビジュアライゼーションは、ファイルにエクスポートすることができます。
CSV等にエクスポートしたデータを、別のツールでさらに加工することが可能です。
とはいえ、場合によってはデータのエクスポートを許可したくないケースもあるかと思います。
そこで、エクスポートを禁止する方法を紹介します。
サンプルワークブックでデフォルトの動きを確認
右上のツールバーを見ると、「エクスポート」アイコンがあります。
ビジュアライゼーションを右クリックしてみると、やはり「エクスポート」メニューが表示されます。
エクスポートを禁止する
「表示」に移動します。
ツールバーの「エクスポート」チェックボックスをオフにします。
これで、ワークブックの右上に表示されていた「エクスポート」アイコンが表示されなくなります。
次に、左ペインを下の方までスクロールして、ビジュアライゼーション・メニューの「エクスポート」もオフにします。
これで、ビジュアライゼーションを直接右クリックしても、メニューから「エクスポート」は表示されなくなります。
確認する
ワークブックを上書き保存してから、あらためてビューモードで開いてみます。
先程は表示されていた「エクスポート」アイコンが表示されなくなりました。
ワークブック内のビジュアライゼーションを直接右クリックします。
こちらのメニューからも「エクスポート」は消えました。
システム全体でエクスポートを禁止する
ワークブック単位でエクスポートを禁止するのではなく、特定のユーザー(アプリケーションロール)に対してエクスポートを禁止したい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
公式ドキュメントにも設定例が記載されています。