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Oracle Analytics Cloud:条件付き書式で負の値のグラフの色を変える

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はじめに

表で負の値を簡単に赤で表示する方法は、こちらの記事で紹介しました。

今回は、表ではなく棒グラフで負の値が目立つようにする方法を紹介します。

サンプルデータ

と同様に、Oracle Analytics Cloud(OAC)のチュートリアルから sample_order_lines2023.xlsxを借りることにします。

ベースになるビジュアライゼーションを作成

新規にワークブックを作成します。
サンプルデータから作成したデータセットを使用して、棒グラフを作成します。
「Product Sub Category」と「Profit」をCtrlキーを押しながら同時に選択し、そのまま右のキャンバスにドラッグ&ドロップします。
image.png

自動的に棒グラフが作成され、一部に負の値があることがわかります。
image.png

条件付き書式を定義

作成したビジュアライゼーションの「条件付き書式ルールの管理」アイコン(信号のアイコン)をクリックします。
image.png

「メジャー」ドロップダウンリストから、ビジュアライゼーション列の「Profit」をクリックして選択します。
image.png

「<」を選択して、ターゲットを「0」とします。
書式アイコンをクリックします。
image.png

「色」を赤にして、「OK」をクリックします。
image.png

「+」をクリックして条件を追加します。
image.png

同様の手順で「Profit」「≧」「0」を選択し、書式アイコンをクリックして目立たない色を設定します。
「保存」をクリックすると棒グラフに適用されます。
image.png

右から4つめの「Scissors, Rulers and Trimmers」は利益がマイナスでしたが、先程は見落としていたようです。
image.png

グラフの下に表示されている「新規ルール Profit<0 Profit≧0」を表示したくない場合には、凡例の位置を「なし」にします。
image.png

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