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#2 Dify Community版 を触ってみました - チャットボットの作成

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概要

ローカル環境の Rancher Desktop動作している Dify Community版 でチャットボットを利用するための作成手順となります。ちなみに、このDifyはAIモデル連携が完了 しています

Dify は誰でも簡単にAIアプリケーションを開発できるオープンソースのアプリケーションです。作成できるアプリケーションは以下となります。
  ・チャットボット:簡単なセットアップのLLMベースのチャットボット
  ・エージェント:推論と自律的なツールを使用を備えたインテリジェントエージェント
  ・テキストジェネレータ:複数ターンチャット向けに強化されたワークフロー
  ・ワークフロー:インテリジェントな自動化のためのエージェントフロー
  ・チャットフロー:メモリを使用した複雑なマルチターン対話のワークフロー

今回はチャットボットを作成します。

ローカル環境

  • MacBook Pro 16-inch 2019
  • プロセッサ:2.3GHz 8コア Intel Corei9
  • グラフィックス:Intel UHD Graphics 630 1536MB
  • メモリ:32GB 2667MHz DDR4
  • macOS Sequoia 15.5
  • Rancher Desktop v1.19.3
  • docker 28.1.1-rd
  • dify 1.5.1

設定手順

1. Difyへの接続

ブラウザでDifyへ接続します。

http://localhost:8888/signin

サインイン後、Difyのホーム画面が表示されます。

20250705.dify.chatbot01.png

2. ChatBotアプリの作成

Difyホーム画面左側の「アプリを作成する」から「最初から作成」を選択します。

20250705.dify.chatbot02.png

画面が切り替わります。
「初心者向けの基本的なアプリタイプ」を選択画面拡張し、表示された基本的なアプリから「チャットボット」を選択します。
「アプリとアイコンの名前」に「Chatbotデモ」と入力後、画面下の「作成する」ボタンを押します。

20250705.dify.chatbot04.png

3. アプリのデバックとプレビュー

オーケストレーション画面が表示されます。
プロンプトに「回答文の最後に ニャン という言葉をいれてください」と入力し、
デバックとプレビューのボットに「2023年のWBCで優勝した国を教えて下さい」と入力し、実行します。

20250705.dify.chatbot05.png

結果、知らないと、、、、涙。 でも、文面の最後に「ニャン」と返ってきてますね。

20250705.dify.chatbot06.png

4. モデルの変更

正解を得るために利用するAIモデルを変更します。画面右上部の「gpt-4」し、表示されるをモデルのリストボックスから「gpt-4o」を選択します。

20250705.dify.chatbot08.png

問い合わせをリフレッシュして、、、再度、「2023年のWBCで優勝した国を教えて下さい」と入力し実行します。

20250705.dify.chatbot10.png

今度は問題なく帰ってきました、すばらしい!

4. アプリの公開

デバックとプレビューが終わったので、このAIアプリを公開するために、画面右上の「公開する」→「更新
を公開」ボタンを押します。 「成功」と表示されればOKです。

20250705.dify.chatbot11.png

公開されたアプリケーションにアクセスするために、画面中央上の「探索」を押し、画面左に表示される「Chatbotデモ」を選択します。

20250705.dify.chatbot12.png

問い合わせプロンプトに文字を入力し、実行してみます。

20250705.dify.chatbot13.png

アプリケーションの公開も問題なくできたようですね。


まとめ

Dify の5つのAIアプリケーション作成から、今回はチャットボットとサクッと作成してみました。想像以上に簡単ですね。次は Dify で別のAIアプリを作成してみようかと思います。

参考記事

Dify公式ドキュメント

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