概要
ローカル環境の Rancher Desktopで 動作している Dify Community版 でチャットボットを利用するための作成手順となります。ちなみに、このDifyはAIモデル連携が完了 しています
Dify は誰でも簡単にAIアプリケーションを開発できるオープンソースのアプリケーションです。作成できるアプリケーションは以下となります。
・チャットボット:簡単なセットアップのLLMベースのチャットボット
・エージェント:推論と自律的なツールを使用を備えたインテリジェントエージェント
・テキストジェネレータ:複数ターンチャット向けに強化されたワークフロー
・ワークフロー:インテリジェントな自動化のためのエージェントフロー
・チャットフロー:メモリを使用した複雑なマルチターン対話のワークフロー
今回はチャットボットを作成します。
ローカル環境
- MacBook Pro 16-inch 2019
- プロセッサ:2.3GHz 8コア Intel Corei9
- グラフィックス:Intel UHD Graphics 630 1536MB
- メモリ:32GB 2667MHz DDR4
- macOS Sequoia 15.5
- Rancher Desktop v1.19.3
- docker 28.1.1-rd
- dify 1.5.1
設定手順
1. Difyへの接続
ブラウザでDifyへ接続します。
http://localhost:8888/signin
サインイン後、Difyのホーム画面が表示されます。
2. ChatBotアプリの作成
Difyホーム画面左側の「アプリを作成する」から「最初から作成」を選択します。
画面が切り替わります。
「初心者向けの基本的なアプリタイプ」を選択画面拡張し、表示された基本的なアプリから「チャットボット」を選択します。
「アプリとアイコンの名前」に「Chatbotデモ」と入力後、画面下の「作成する」ボタンを押します。
3. アプリのデバックとプレビュー
オーケストレーション画面が表示されます。
プロンプトに「回答文の最後に ニャン という言葉をいれてください」と入力し、
デバックとプレビューのボットに「2023年のWBCで優勝した国を教えて下さい」と入力し、実行します。
結果、知らないと、、、、涙。 でも、文面の最後に「ニャン」と返ってきてますね。
4. モデルの変更
正解を得るために利用するAIモデルを変更します。画面右上部の「gpt-4」し、表示されるをモデルのリストボックスから「gpt-4o」を選択します。
問い合わせをリフレッシュして、、、再度、「2023年のWBCで優勝した国を教えて下さい」と入力し実行します。
今度は問題なく帰ってきました、すばらしい!
4. アプリの公開
デバックとプレビューが終わったので、このAIアプリを公開するために、画面右上の「公開する」→「更新
を公開」ボタンを押します。 「成功」と表示されればOKです。
公開されたアプリケーションにアクセスするために、画面中央上の「探索」を押し、画面左に表示される「Chatbotデモ」を選択します。
問い合わせプロンプトに文字を入力し、実行してみます。
アプリケーションの公開も問題なくできたようですね。
まとめ
Dify の5つのAIアプリケーション作成から、今回はチャットボットとサクッと作成してみました。想像以上に簡単ですね。次は Dify で別のAIアプリを作成してみようかと思います。









