有効期限の6か月前になり、通知メールを受け取りましたので、更新をしてみました。
「AZ-104: Microsoft Azure Administrator」と「AZ-305: Microsoft Azure Infrastructure Solutions の設計」が過去近い期間で取得したため、この2件を更新しています。
なお、AZ-104とAZ-305を保持していると「Azure Solutions Architect Expert」となるため、AZ-104に対する更新案内は「Azure Administrator Associate」、AZ-104&AZ-305に対する更新案内は「Azure Solutions Architect Expert」となるようです。
概要
- 更新は、Microsoft Learnから評価試験(選択問題の30問弱)を受けて、60%前後の合格率を超えると更新となります。
- 無料となります。
- 評価試験は、予約無しでいつでも何度でも受けることができますが、一度落ちると次の試験が24時間後となるようです。
が、私は1回目不合格でしたが、2回目をすぐに受けることができました。(2回までは連続して受けることができるかもしれません) - 試験時間は45分と記載されていますが、試験を始めてもカウントダウンの表示は無いため、無制限かもしれません。
- 試験監督や専用の試験アプリは無く、Microsoft Learnの中で受けることができます。
- 試験中はドキュメントや本などを見ながら進めることができます。画面もキャプチャできますので、あとで復習も可能です。
- 試験に合格すると有効期限が1年更新されます。合格日から1年後ではなく、当初の有効期限から1年となります。
更新の流れ
- 「アクションが必要です - Microsoft 認定資格は 180 日後に期限切れになります!」という件名のメールを受信します。
- その中の[認定資格を更新する]をクリックすると更新サイトが表示します。
※英語で表示しますが、左下の言語設定で日本語へ変更できます。 - 少し下へスクロールすると[更新評価を受ける]ボタンがあるためクリックします。
- すぐに試験が始まります。(開始案内はなく、いきなり1問目が表示します)
- 問題数は、「Azure Administrator Associate」は28問、「Azure Solutions Architect Expert」は26問でした。
- 最後の問題にて[次ぎ]をクリックすると数秒の集計が始まり直後に結果が表示します。また、正答率を見ることができます。回答は表示されません。
注意点
- 問題は進むのみで、戻ることはできません。
- 試験中に言語を変更することは可能ですが、その場合、1問目に戻り、且つ、問題も刷新されます(リセットのような挙動となります)。
- 「Azure Solutions Architect Expert」については、問題文は日本語で、回答選択文が英語になっているものが、ちらほらありました。Google翻訳を活用しました。
その他
- 評価試験を受ける前に、Microsoft Learnにて「更新評価の準備」として関係する学習モジュールがリストされますが、ここからそのまま試験問題としては出題されていません。このため、分からない問題は、ググって調べることなります(殆どは公式ドキュメントベースで回答可能です)。
- 評価試験用の問題は世に出回っているようで、英語にした上で、その問題分でググると幾つかの海外サイトでヒットします。ただ、有料サイトであったり、回答が間違っていたりします。
感想
- この仕組み良いですね。AWSもこのようにしてくれたら良いのになと思いました。