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呼ばれてない会議に自分から顔を出すことの効能

Last updated at Posted at 2025-12-02

新しいチームに参画して日が浅いうちは情報収集が大変

異動・転職などで新しいチームや組織に参画した時、最初のうちは右も左もわからなくて苦労することが多いと思います。

  • 会議体はどうなっているか?朝会・定例会・レトロスペクティブなどの頻度は?
  • XXはどこで議論されたのか?議事録やADRはどこに置いてある?
  • YYの場合はどのステークホルダーに確認すればいいか?
  • など・・・

チームのオンボーディングが手厚い場合はこういった苦労は少なくなりますが、繁忙なチームや立ち上がったばかりのチームではオンボーディング資料の整備にパワーを割けていないケースも多いです。オンボーディングの手厚さに依存せず、どんなチームであってもできるだけ早く即戦力として活躍したいものです。

呼ばれていない会議に自分から顔を出す

そんな時に自分がやる手法として、自分が呼ばれていない定例会議や打ち合わせに参加することで情報を取りに行く、というものがあります。例えば自分は招待されていないが、チームリーダーのカレンダーを見ると週次で【定例】XXプロジェクト案件進捗だったり技術相談会などに招待されているとします。こういった**「自分はたまたま招待されていないけど、明らかに自担当のプロジェクトのついて会話が行われているな?」**と推測できる会議には顔を出して損はないと自分は考えてます。

こういう会議を見つけたら、チームリーダーに「XXの会議ですが、情報収集のために参加さしてもらっても良いでしょうか?」と打診します。参加表明をしづらい会議の場合は、議事録を見せてもらうだけでも良いかなあと思います。(例えばマネージャー層しか参加してない会議などは中々参加しづらいですし)GeminiやCopilotが生成した文字起こしや議事録などを自分も閲覧できるように設定してもらうのもありですね。Google Workspaceの場合はGoogleカレンダーの予定にさえ自分が入っていれば、Geminiの文字起こし・議事録を閲覧できるようになりますし。

こうした形で会議に顔を出すことのメリット・デメリットは以下です。

メリット

  • 情報源が増える
  • 思わぬ情報をゲットできる確率が上がる
    • 「自分は何を知らないのか?」を自分で知ることは原理的に不可能。なぜなら、その物事を知らないので、知らないものは知りようがない。
    • 他者に教えてもらうなどして、その情報に出会いにいく必要がある
  • 会話の雰囲気からチームメンバーのキャラやテンションを窺える
    • Slackなどのテキストコミュニケーションでは相手の人柄はわかりにくい
    • 喋りっぷりや会話のトーンから相手のキャラがわかる。厳しそうな人だと思ったけど話してみると意外と温和で優しい方だった、みたいなことはよくある
  • 自分が情報を欲していることをチームメンバーに伝えることができる
    • 「この人はここが分かってないんだな」という情報を相手に与えることができる
    • 自分から会議に参加するというムーブはあんまりやる人がいないので、印象に残りやすい。勉強熱心なイメージを持ってもらいやすい。

デメリット

  • 会議による拘束時間が増える
  • 参加したものの、自分が参加する意味が薄い会議だった場合にフェードアウトが難しい(ことがある)
    • チームメンバーとの関係性に依存するが、「情報収集のために参加してみたが、得れるものが少なかったので来週からは不参加にさせてもらいます」というのがスッと言える関係だと好ましい
    • 逆にいうと、これが言える関係性になることが事前に必要かもしれない

まとめ

個人的にはメリットの方が多いと感じます。が、万人にお勧めできるムーブでもないと思っているので、用法容量を守った上で適度に真似してもらえると幸いです。もちろん無理して真似る必要もないですが。

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