動機:
- なんか恐しく安いボードで照明ができるらしいぞ
- でもMacではなかなかちゃんと動いてくれてないらしい
という噂を聞きつけて、ちょっと試してみたくなりました。
方針:
さわったことのない分野で事情がよくわからないのです。
多分ドライバー回りで何か問題があるんだろうと想像して、必要そうなものを必要そうな場所に全部入れてみて様子を見ることにしました。
結論:D2XXDriver,D2XXHelper,FTDIUSBSerialDriverをインストールした後に、 /Library/Extensions/にあるFTDIUSBSerialDriver.kextを/System/Library/Extensions/にコピーする
これで使えるようになりました。
「ああそうかそういうことか」と察しがつく方は以下を読む必要はないでしょう。
っていうかどういうことなのかむしろ教えてほしい。コメントお願いします。
ハードウェア
USB-DMX変換
こんなやつです。
Amazonでよく目にするUSB-RS485変換(299円でした)にキャノンコネクターを付けました。
元ネタはこちら。DIY USB DMX Interface for under $10
コンピュータ
MacBook Pro 2017 2.8GHz 16GB
照明機器
試しにLED PARを一個だけつないでみました。
ソフトウエア
- MacOs Sierra 10.12.6
- Q Light Controller Plus 4.11.0
- D2XX Drivers 1.4.4http://www.ftdichip.com/Drivers/D2XX/MacOSX/D2XX1.4.4.dmg
- D2XXHelper 2.0.0http://www.ftdichip.com/Drivers/D2XX/MacOSX/D2xxHelper_v2.0.0.pkg
- README http://www.ftdichip.com/Drivers/D2XX/MacOSX/ReadMe.rtf
- FTDIUSBSerialDriver 2.4.2 http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP/MacOSX/FTDIUSBSerialDriver_v2_4_2.dmg
手順
D2XXDriver
READMEに沿って:
ダウンロードしてできたD2XXフォルダをデスクトップに置き、
ターミナルを開き、
もし、/usr/local/lib
, /usr/local/include
が存在しないなら
sudo mkdir /usr/local/lib
sudo mkdir /usr/local/include
ぼくの場合はすでにあったのでやりませんでした。
あとはもろもろ配置したり、リンクしたり。
sudo cp Desktop/D2XX/libftd2xx.1.4.4.dylib /usr/local/lib/
sudo ln -sf /usr/local/lib/libftd2xx.1.4.4.dylib /usr/local/lib/libftd2xx.dylib
sudo cp Desktop/D2XX/ftd2xx.h /usr/local/include/ftd2xx.h
sudo cp Desktop/D2XX/WinTypes.h /usr/local/include/WinTypes.h
D2XXHelper
ダウンロードしてインストール。
FTDIUSBSerialDriver
ダウンロードしてインストールすると、/Library/Extensions/
にFTDIUSBSerialDriver.kext
ができます。
これを /System/Library/Extensions/
にコピーします。管理者権限が要ります。
こんなアラートがでます。
ok
を押します。
これで使えるようになりました。
Q Light Controller Plusを起動して確認。