Heroku(へロック)はPaaS(Platform as a Service)と呼ばれるサービスで、
アプリケーションを実行するプラットフォームです。
レンタルサーバーとは少し違いますが、進化系だと考えてみて下さい。
特徴
- (ある一定のトラフィックまで)無料で利用可能 ※突然有料版に切り替わることはないらしいです
→個人利用で試したい場合でしたら無料で問題ないかと思います。 - Node.jsが動く
→Node.jsが動く手頃な価格のレンタルサーバーって実はあまりありません - git文化
→gitでコミットすることで簡単にサービスを作成できたり、公開まですることができます。 - GitHub連携可能
今回はGitHub連携して、Herokuを使い方法を説明します。
ところで、なぜ連携する?
Herokuのgitを使って、サイト公開することは可能ですが、
ソース管理などの観点から考えると、GitHubでソースを管理し、
Herokuで公開の方が利便性が高いと考えるからです。
次からは、先ず、GitHubアカウント、設定に始まり、
Herokuのアカウント作成、最後に連携までの流れを説明いたします。
GitHub
1) アカウントの作成(既に作成済みの場合はスキップ)
https://github.com/
にアクセスし、アカウントを作成してください。
詳細はググればすぐにわかるかと思います。
2)リポジトリを作成し、アップするファイルをコミット
ブランチはmasterを想定。
Heroku
-
アカウントの作成(既に作成済みの場合はスキップ)
https://jp.heroku.com/ -
Heroku CLIのインストール(既に済の場合はスキップ)
https://devcenter.heroku.com/articles/heroku-cli
これをインストールすることでコマンド入力が可能になります。 -
Herokuにログインし、作成。
ターミナルで以下を実行。
heroku login
アカウントIDとパスワードを聞かれるので入力する。
成功するとログインできる。
heroku create
herokuアプリを作成する。自動に生成されたドメインが返って来るので、
そのURLでサイトを公開できます。
herokuはここまででOK。後はGitHubと連携します。
HerokuとGitHub連携
-
Herokuサイトにアクセスし、作成したherokuアプリをクリック。
Deployタブをクリックし、
Deployment method欄:GitHub
を選択する。 -
これでGitHub連携は完了。
GitHub側でコミットするだけでHeroku側にデータが渡り、サイト更新されます。
2-2) もし、Heroku側でエラーになった場合は、
Settingsタブをクリックし、
Buildpacks欄を選択してください。
こちらの設定は自動で反映される場合もありますが、されない場合もあります。
されてない場合は設定する必要があります。
Node.jsの場合は"Node.js"を選択。
※ここが忘れがちになるので注意が必要です。