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PHP 正規表現 メモ

Last updated at Posted at 2017-06-26

概要

PHPで正規表現書こうとすると、
ちょいちょい忘れているので、
preg_matchとかの使い方をメモする。

可視化サイト

正規表現によるマッチング(preg_match)

スタンダード

preg_match($pattern, $target_str, $array_result)
戻り値
マッチが成功なら1
失敗なら0
エラーならFALSE
マッチ結果が入る「$array_result」
array(
  [0] => パターン全体のマッチ部分,
  [1] => 1つめのキャプチャ,
  [2] => 2つめのキャプチャ,
  ...
)

マッチ位置も一緒に取得

preg_match($pattern, $target_str, $array_result, PREG_OFFSET_CAPTURE)
マッチ結果が入る「$array_result」
array(
  [0] => array(
    [0] => パターン全体のマッチ部分
    [1] => マッチングが判断された箇所の開始位置
  ),
  [1] => array(
    [0] => 1つめのキャプチャ
     [1] => マッチングが判断された箇所の開始位置
  ),
  [2] => array(
    [0] => 2つめのキャプチャ
    [1] => マッチングが判断された箇所の開始位置
  ),
    ...
)

マッチする全ての文字列を取り出し(preg_match_all)

スタンダード

preg_match_all($pattern, $target_str, $array_result)
戻り値
マッチが成功ならマッチ回数
失敗なら0
エラーならFALSE
マッチ結果が入る「$array_result」
array(
  [0] => array(
    [0] => パターン全体のマッチで1回目のマッチ箇所
    [1] => パターン全体のマッチで2回目のマッチ箇所
     ...
  ),
  [1] => array(
    [0] => 1つめのキャプチャで1回目のマッチ箇所
    [1] => 1つめのキャプチャで2回目のマッチ箇所
    ...
  ),
  [2] => array(
    [0] => 2つめのキャプチャで1回目のマッチ箇所
    [1] => 2つめのキャプチャで2回目のマッチ箇所
    ...
  ),
  ...
)

結果の配列を変えた場合

preg_match_all($pattern, $target_str, $array_result, PREG_SET_ORDER)
マッチ結果が入る「$array_result」
array(
  [0] => array(
    [0] => パターン全体のマッチで1回目のマッチ箇所
    [1] => 1つめのキャプチャで1回目のマッチ箇所
     [2] => 2つめのキャプチャで1回目のマッチ箇所
    ...
  ),
  [1] => array(
    [0] => パターン全体のマッチで2回目のマッチ箇所
    [1] => 1つめのキャプチャで2回目のマッチ箇所
    [2] => 2つめのキャプチャで2回目のマッチ箇所
    ...
  ),
  ...
)

正規表現で置換(preg_replace)

preg_replace($pattern, $replace, $str)
//$strで指定した文字列に対し、$patternでキャプチャを指定し、$replaceでキャプチャの1番目を取得
preg_replace("/.*:\/\/(.*)/s", "\${1}", "http://www.google.co.jp");

パターンのはなし

正規表現箇所は以下の構成で表現される。

"/パターン/パターン修飾子"

パターン(モード)修飾子

修飾子 説明
なし 文字列の1行目のみ調べる
i 大文字と小文字の違いを無視する
s 改行文字を無視し、1行とみなして調べる
u 対象文字列をUTF-8として扱う
e 置換文字列をPHPコードとして実行

パターン

先頭、末尾

パターン 説明
^ 後に続く文字を先頭とみなす( ^a )
$ 前にある文字を末尾とみなす( a$ )

制御

パターン 説明
? 最小マッチ

※もうちょっと解説

最長一致の一致例
【文字列】
<h1>タイトルタイトル</h1>

【パターン】
<.+>

【結果】
<h1>タイトルタイトル</h1>
最短一致の一致例
【文字列】
<h1>タイトルタイトル</h1>

【パターン】
<.+?>

【結果】
<h1>
追加例
【文字列】
asasasasas

【パターン】
a.*?s

【結果】
as

※「.*?」は、次のsが来るまでの最小値ということになる。

繰り返し

パターン 説明
* 前の文字を0個以上繰り返し( a* )
+ 前の文字を1個以上繰り返し( a+ )
? 前の文字が0個、もしくは1個( a? )
*? 前の文字が0個以上かつ最小回数マッチ
+? 前の文字が1個以上かつ最小回数マッチ
?? 前の文字が0個、もしくは1個以上かつ最小回数マッチ
{x,y} 前の文字をx個~y個続き( a{1,3} )
{x} 前の文字がx個続き( a{3} )
{x,} 前の文字がx個以上続き( a{3,} )

任意の文字

パターン 説明
. 任意の1文字( . )
(hoge) 文字列単位で判別
(hoge fuga)

グループ

パターン 説明
[abc] 括弧内の文字のいずれか1文字
[a-z] 括弧内の範囲指定
[^a-z] 括弧内の範囲指定を否定

キャプチャ

パターン 説明
() 括弧内のパターンを1キャプチャとみなし、
配列戻り値の要素1以降に格納されたりする

パターンの略記法

略記述 略前 説明
\d [0-9] 数字
\D [^0-9] 数字以外
\w [a-zA-Z0-9] 単語の一部とみなされる文字
\W [^a-zA-Z0-9] 単語の一部ではない文字
\s [\f\n\r\t\v] 空白文字
\S [^ \f\n\r\t\v] 空白文字以外

メタ文字

メタ文字 説明
\a アラート
\b バックスペース
\e エスケープ
\f 改ページ
\n 改行
\r 復帰
\t 水平タブ(通常タブ)
\v 垂直タブ
\0?? 制御コード 8進数
\x?? 制御コード 16進数
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