初めに
初めての海外出張&海外カンファレンスということでGoogleCloudNext23に参加してきました。社内で事前渡航者に情報を聞くことできずで、情報ゼロで現地に着くまで不安なことだらけだったので、事前に知っておきたかったこと、参加のコツをまとめました。
著者スペックは
・ 1人海外旅行はヨーロッパ、アメリカで複数回経験あり
・ TOEIC 860だけどスピーキングは幼稚園児
参加のコツ 概要
- 準備編
- 開催の2日前に現地入りするスケジュールがおすすめ
- アメリカはEsta取得が必須
- ホテルはユニオンスクエア至近でとるべし
- Uberをダウンロードしておくべし
- パスポート、eチケット、ホテル予約資料を印刷しておくべし
- SessionLibraryで聴講するセッションの予約しておくと良い
- 自社のGoogleCloud担当者に話をしておくとよい
- 移動編
- 入国審査は滞在日数、目的、ホテルを言えるようにすべし
- 現地の移動はUber一択
- 現地での過ごし方編
- カンファレンス前日にパスを発行しに行くべし
- テンダーロイン、5th St 以南へは立ち入るべからず
- 晩御飯は会食かハンバーガーあるいはスーパー
- カンファレンス攻略編
- ペットボトルか水筒を持って行くべし
- PCは置いて行くべし
- 初日は早めに行くべし
- keynoteに参加すべし
- 開演待ちの間に次の講演会場への移動ルートを調べるべし
- セッションの会場に入る時は指定の列に並ぶべし
- SessionLibraryでfull表示でも、聞きたい講演の部屋に行くべし
- 隣に人が座ろうとして何か話しかけてきたときには Empty か Taken で答えるべし
- お昼ご飯はガーデンで
- お土産どうする編
- スーパーでギラデリチョコを買う一択
- 行先の説明が不要
- アプリで乗るところと降りるところを登録するだけ
- 費用が明確
- ぼったくりられることはない
- 英語を話さなくてもいい
-
乗ったときに名前を名乗るだけでOK!
ここでアメリカ人が発音しやすい名前にしておくのがおすすめ
KenとかYumiとかSatoとかSuzukiとか、なんか映画で聞いたことがある名前にしておけばいいかと
私はAiなのですが、いまいち伝わらないし伝えにくかったので途中でAllyに変えました。 - Water bar
海鮮めっちゃ美味しかった、、、 - McCormick & Kuleto's Seafood & Steaks
GoogleCloud主催のイベントの会場でした。景色が最高。 - ハンバーガー
現地の人曰く、in and out と super duper burgerが2大巨塔ハンバーガー店とのこと
私はsuper duper burgerいきましたが、シェイクシャックみたいで美味しかったです! - 正直油で胃が辛いですとなった場合
実際私がなったんですが、もうバターと揚げ物は勘弁してくれ!!となった場合はスーパーで茹で卵とか、サラダとか、ターキーサンドイッチとかスモークサーモンを買うのがおすすめです。
ここのスーパーがお惣菜とサラダ類の品揃えよかった。 - It's empty! (空いてるよ)
- Sorry it's taken. (ごめんね、埋まってる)
参加のコツ 詳細
準備編
開催の2日前に現地入りするスケジュールがおすすめ
おそらくカンファレンス日程は移動を考慮して火、水、木となるかと思いますので、おすすめスケジュールは土日を利用した前入りです。
と言いますのも、私のスケジュールは
月曜日:午前にサンフランシスコ着, 夜会食
火曜日:GoogleCloudNext23, 夜会食
水曜日:GoogleCloudNext23
木曜日:GoogleCloudNext23
だったのですが、慣れない会食によりテンションが上がって寝付けなかったり、時差ボケしたりで、4日目のカンファレンス最終日が一番元気という状態でした。
ですので、2日前とかにサンフランシスコ入りするのがおすすめです。
アメリカはEsta取得が必須
行くと決まった瞬間に申請をしましょう。
1〜2週間で取得できますが、これが無いと飛行機に乗せてもらえないのでほんとに気を付けてください。
申請は以下からできます。
アメリカのESTA公式サイト
https://esta.cbp.dhs.gov/
ホテルはユニオンスクエア至近でとるべし
以下の赤枠内のホテルを予約してください。
タクシーでテンダーロイン地区(赤枠左側)を通りましたが、日本では想像できないほどのホームレスと薬物中毒者数です。
5thストリートで空き缶で作った自前パイプでドラッグを吸っている人も見かけました。。。
Uberをダウンロードしておくべし
移動に不可欠なので必ずダウンロードしてクレジットカード登録までを済ましておいてください。
Uberおすすめポイントは
パスポート、eチケット、ホテル予約資料を印刷しておくべし
先日ハワイの入国審査でリジェクトされて強制送還されたインフルエンサーが話題になりましたが、そうならないためにも、パスポート、eチケット、ホテル予約資料、移動に関する全ての資料を印刷し、印刷物はホテルに到着するまで必ず携帯するようにしてください。
また、入国審査エリアでは携帯電話の利用を制限されることもあるので必ず「紙」で持っておくことが大切です。
そしてアメリカは不法移民への対策を熱心に行っているので特に重要なのは「帰り」の航空券です。アメリカから出国する予定があるという証明のため「帰国」のチケットを必ず提示できるようにしてください。
ちなみに私は1人海外に慣れたころ、スマホで行ける時代だぜ!と調子に乗って飛行機のeチケットを印刷しなかった結果、空港でwifiが激遅でチケット情報を表示することができず、飛行機に乗れなくて自腹で15万のチケットを買いなおすという事件を起こしたことがあります。
印刷する物リスト
印刷物 | 注意 | 使うところ |
---|---|---|
パスポート | 写真のページを印刷する | 紛失時 |
飛行機のeチケット | 行きと帰り両方必須!! | 入国審査 |
ホテルの予約画面 | パスポートと同じ名前が表示されていること | 入国審査 |
電車などのチケット | パスポートと同じ名前が表示されていること | 入国審査 |
クレジットカード | 両面印刷すること | 紛失時 |
SessionLibraryで聴講するセッションの予約しておくと良い
開催の1〜2週間前にGoogleからメールで「Session Libraryで当日の視聴セッションの予約をしてね」 と連絡があったのですが、私は前日に予約しようとしたところ、「this session is full」 の表示だらけで全然予約できませんでした。。。
なので、早めの予約をおすすめします。
ですが、もし予約できなくても当日会場に「stand by (待機)」の列があるのでここに並んで待てばセッション会場に入ることができますので、そんなに神経質にならなくてOK。
自社のGoogleCloud担当者に話をしておくとよい
前日の夜〜最終日にかけて、GoogleCloudJapan主催の日本人向けの交流会や日本語でのカンファレンスまとめ会が開催されます。
私が知ったときには既に満員で一部参加できなかったので、事前に自社のGoogle担当営業に連絡をとって会に参加できるように交渉してみましょう。
移動編
3時間前に空港に行きましょうとか、水分は100ml以内とか、基本的なことは割愛します。空港からホテルに移動するまでの、私がいつも不安だなってところだけ書きます。
入国審査は滞在日数、目的、ホテルを言えるようにすべし
滞在日数
daysと聞こえたら、for ** days と答えましょう。
目的
purpose, what, for? が聞こえた気がしたら Business trip と答えましょう。
詳細を聞かれてそうであれば、 apropripate to google conference と言えばOK。
滞在場所
hotel と聞こえたら、印刷していたホテルの地図を見せましょう。
でも、ホテル予約の時にパスポート番号を入力して事前チェックインをしていれば、パスポート読み込んだ時点で入国審査官のPCにホテル情報が表示されているようで、私は聞かれませんでした。
(ホテル名聞かれなかったけど、審査官がホテルの場所を知ってる前提で話してきたので、そう予想)
英語に不安がある人は、印刷したホテルの地図に滞在日数と目的を書いておいて、何を聞かれたか良く分からなくても、それを見せながら「for 5 days! business trip to google conference!」と言い張る、という方法で乗り切れると思います。
現地での移動はUber一択
電車も綺麗で安全なのですが、サンフランシスコの街中は坂が多のでUberが断然おすすめ。
サンフランシスコ空港のbaggage claimを出たら、左に進んでエスカレーターで一つ上のフロアにいくと、Uber専用の配車スペースがあります。
若い番号は車が詰まって大変なことになっていたので、一番番号の大きいゾーンを指定するのがおすすめです。(2023年時はゾーン17)
こちらのブログが参考になりましたので、詳しくはこちらから。
https://pittabi.com/usa/ride-app-stop-at-sfo/
現地での過ごし方編
カンファレンス前日にパスを発行しに行くべし
パスの発行に必要なのはカンファレンスに申し込んだGoogleのメアドだけでした。
会場に入って受付らしきところに向かうとPCがおいてあり、そこにGoogleCloudNext23登録時に利用したGoogleアカウントのアドレスを入力すると、係員さんがパスを印刷してくれました。
この時に粗品(私の時は水筒)をもらえるので、カバンを持って行くのがおすすめ。
ちなみにパスの発行はカンファレンス当日もできるのですが、めちゃくちゃ混むようなのでおすすめしません。
また、前日にホテルから会場までのルートを歩いておいた方が、安心して当日を迎えられるので、その意味でも前日に一度会場に行くのがおすすめ。
テンダーロイン、5th St 以南へは立ち入るべからず
性別に関わらず、無用なトラブルを避けるためこの地区には絶対に足を踏み入れないでください。前述しましたが、本当に日本とは段違いの浮浪者の数、薬物中毒者です。
私は入国審査官に地図を書かれ、「テンダーロインと5th Streetから左は絶対に立ち入っちゃダメだよ!」と教えてもらいました。
5th Stに近づくにつれ、明らかにそこにいる人の種類が変わります。なんかおかしい?と思ったらすぐに引き返してください。
親切な入国審査官に注意されたにも関わらず、私は初日の散策中にうっかり 5th Stを歩いてしまっていたのですが(本当にうっかり入っちゃうレベルで繁華街のすぐ横)通りすがりのおじさんに I warn you! と叫ばれすぐに引き返しました。
この意味でも、移動は全てUberにするのがおすすめです。
晩御飯は会食かハンバーガーあるいはスーパー
1ドル150円と円安タイミングでの渡米だったので結構しんどかったのですが、会食多くて助かりました。
私が会食をしたお店をご紹介。
ユニオンスクエア付近は予約できるお店がほとんど無く、予約できるレストランのあるフィッシャーマンズワーフとか海辺での会食が定番のようでした。
https://www.mccormickandschmicks.com/location/mccormick-kuletos-san-francisco-ca/
https://maps.app.goo.gl/WiRESDnd87YuxEzNA
https://maps.app.goo.gl/JKJ7XvV5rjbe4BrMA
https://maps.app.goo.gl/XzDEMmuJkWPyCwv58
カンファレンス攻略編
ペットボトルか水筒を持って行くべし
会場の至る所に、ウォーターサーバーがありましたし、お手洗いの横に必ず給水スポットがありましたので、お水には困りませんでした!(お腹も壊さなかったです!)
粗品のウォーターボトルはガラス製で重たかったので、私はペットボトルを持ち歩いて都度補給していました。
PCは置いて行くべし
メモするかなーって思って初日はPCを持っていきましたが、スマホで十分でした。
スマホでスライドの写真を撮りつつ、スマホでメモする。
開場広いし、意外と歩くので、身軽でいるのが疲れなくて良いです。
初日は早めに行くべし & keynoteに参加すべし
お祭りみたいに盛り上がるし、一番Googleが気合入れた講演なので、初日のオープニング講演は絶対に参加することをおすすめします。
そして、keynote会場は満員になるので早めに行ってください。
会場についたらできればブロックの最前列 or 列の端のに座るとその後の移動がしやすいのでおすすめ(詳細は後述)
もしkeynoteの会場が分からなければ、たくさんスタッフがいるので聞いてみてください。スタッフさんみんな親切で、スマホの画面を見せれば方向を教えてくれます。
私は寝坊して開演時間ぴったりに会場についたところ、「key note is full」とスタッフさんがアナウンスしていました。
でも、どうしても会場で見たかったので会場に向かったら、運よく座ることができました。
なので「key note is full」を聞いても諦めずに会場に向かってみてください。
(寝坊しないことが大是前提ではありますが)
開演待ちの間に次の公演場所への移動ルートを調べるべし
講演を待っている間にすることは次の部屋への移動ルートの確認!
こちらも事前にGoogleCloudNextアプリのダウンロードのメールが届いていると思うので、必ずダウンロードしてください。
そして、アプリの機能で会場移動時のルートの検索できるので、どこにどう行くかをしっかり確認してから移動することをおすすめします。
すごい人だし、最初はちょっと迷う。
これは賛否あると思うのですが、、、
講演が終わりかけるとちょこちょこ人が動き始めるので、混雑が苦手な人はこの流れで早めに移動をして、後ろで最後まで聞いて、次の移動をスムーズにするのもいいかも。
※もちろん、出やすい席に座っている場合に限ります。
講演を聞いている人の邪魔になってまで出るのはさすがにマナー違反なので辞めましょう。
セッションの会場に入る時は列に並ぶべし
会場の入り口には「pre reserved」 と 「stand by」の札を持った係員がそれぞれ立って列を作っています。
Session Library で予約できた人は「pre reserved」に、そうでない人は「stand by」に並んでください。
入場口で係員がスマホでパスを読み取って、入場可否を判定後に会場に入れました。
誤ったほうに並んでも、stand byに並んでねと言われるだけなので神経質にならなくてOKです。
ちなみに私は思いっきり間違えてpre reservedに並びましたが、なぜか入れるということがありました(謎)
開演時間のおよそ20分前くらいから開場していたかと思います。
SessionLibraryでfull表示でも、聞きたい講演の部屋に行くべし
Session Libraryで予約できなかった = 部屋に入れないではありません。
並べば入れるので諦めずに部屋に向かってください。
そして前述した「Stand by」列に並んでください。
おまけ 講演の選び方
keynote : おすすめ絶対みるべし
spotlight : これもよい、新製品の紹介とかあるのでおすすめ
トークセッション : 英語力に自信のある人はOK。スライド無しのセッションは英語中級者にはきつかったのでトークイベントは避けるのが吉
隣に人が座ろうとして何か話しかけてきたときには Empty か Taken で答えるべし
隣に座られるときに、90パーセントくらいの確率で席の空き状況について聞かれました。
ここで注意なのが、「ここ空いてる?」 と 「ここ埋まってる?」 の両パターンで質問されることです。
Yes / No で答えると、質問方法によっては逆の意味になってしまいますので、答えるときは
のどちらかで答えるのが吉。
お気に入りのYoutubeチャンネルでこの件についての投稿があったので、こちらも必見
https://youtu.be/zJz5Mqj_ZTk?si=S55TrLrcXe8lsXKD
お昼ご飯はガーデンで
お昼ご飯はモスコーンセンターに隣接する公園、イェルバ・ブエナ・ガーデンズでお弁当が配布されていました。
日差しが強いので、日陰で食べるのがおすすめで、私が見つけたおすすめ日陰スポットはこちら。
メニューですが、さすがGoogleさんなので、通常、ビーガン、宗教に配慮したもの、などなど、日替わりで5種類くらいのお弁当がもらえました。メニューよく分からない!って人はとりあえずサンドイッチにしておけば間違いないです。サラダも美味しかったのでおすすめ。
Soba とかに釣られて選んでしまうと、日本の蕎麦とはかけ離れた謎のもちもちヌードルが出てくるので注意です笑
あと、スタバのチョコレートチャンククッキーみたいなやつと、ポテチとりんご、コーラ、ジュースも配ってました。意外とポテチが美味しかったので、不思議味にチャレンジするのもおすすめ。
お土産どうする編
スーパーでギラデリチョコを買う一択
このワシのマークのチョコを見たことある方もいるはず。
正直これ以外のお土産は見当たりませんでした泣
スーパーで買うのが最安でした!何なら本店よりも在庫数がありました笑
ここのスーパーが品揃え良かったのでおすすめです。
1袋6ドル(多分)、2袋目は半額とかで売ってました。
https://maps.app.goo.gl/XzDEMmuJkWPyCwv58
会場近くのターゲットでも購入できるのですが、皆が買うせいか2種類くらいしかありませんでした。
こちらは医薬品とか衛生用品が豊富だったのでその辺のお土産を買いたい人にはおすすめ。
https://maps.app.goo.gl/ZFfh9ESoieiz5akv5
最後に
私が行く前に知りたかったこと、現地に行くまで不安だったことをまとめました。
皆様のサンフランシスコ出張が実り多く、トラブルないものになりますようにと思いを込めつつまとめましたので、お役立ていただければ幸いです。
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