TL;DR
Google Playのオーナー or 管理者アカウントユーザーを、Firebaseのプロジェクトに「オーナー」としてメンバー追加して、そのユーザーに接続してもらえばOK
はじめに
FirebaseのプロジェクトはGoogle Playと接続できます。
[プロジェクト設定] > [統合]の Google Play の箇所
接続すると、Google Playの収益データがFirebase上から利用できたり、Firebase App DistributionのAndroid App Bundle（aab）配信を使えるようになったりします。
【Firebaseヘルプ】Google Play を Firebase にリンクする
便利なので、できれば接続しておいたほうがいいと思いますが、接続するには接続したいアプリのGoogle Play アカウントのオーナーまたは管理者アカウントであることが必要となります。
FirebaseとGoogle Playを両方自社で管理していれば問題ありませんが、受託開発などで Firebaseは開発会社管理・Google Playは別会社管理 という場合には接続することができません。
Firebaseに管理者としてメンバー追加し、接続してもらう
では、別管理の場合 FirebaseとGoogle Playは接続できないのか？ というとそうではなく、Google Playのオーナー or 管理者アカウントユーザーを、Firebaseのプロジェクトに「オーナー」としてメンバー追加して、そのユーザーに接続してもらえばOK でした。
Firebaseのプロジェクトで 
（設定）から、[ユーザーと権限] を選択し、[役割] を「オーナー」にして招待します。
※ オーナー以外にした場合、接続の画面に遷移することができません。
オーナーとして招待に応じてもらったら、あとはポチポチとしてもらうだけでOKです。
「Google Play に接続する」をクリック
接続が完了するとこんな感じ。
招待さえしてしまえば、あとは簡単に接続することができました！
（まぁ別会社の人に接続するようにお願いするのも、それはそれで大変だったりするわけですが…。）
メンバーから外したらどうなる？
最後に検証した内容の共有ですが、オーナーとして追加したユーザーをFirebaseのメンバーから外した場合でも、Google Playとの接続は残ったままのようでした。
なので、Google Playと接続するために一時的にメンバーに追加して、用が済んだらメンバーから外す、という対応も可能であると言えます。