GPUサーバーがあったら掘ってみたい
機械学習に使うGPUサーバー。アイドリングしている時には、流行りの暗号通貨マイニングに使えるのでは?ということで、Ubuntu16.4インストールのサーバーでサクッとマイニングして流行りの暗号通貨マイナーになる方法です。
秒速でできます。
Nvidia Driverのインストール(ドライバセットアップしてない場合)
Nvidiaのダウンロードサイトから自分のGPUに合ったドライバーをダウンロードします。
何が刺さってたっけ?となる場合はこちらでわかります。
lspci -nn | grep '\[03'
ダウンロードしたものを走らせます。(バージョン等変わるので注意)
chmod +x NVIDIA-Linux-x86_64-384.98.run
sudo ./NVIDIA-Linux-x86_64-384.98.run
再起動します
sudo reboot
ドライバを確認します
nvidia-smi
で特にエラーがなければ次のステップへ。
GPUの使用状況とかがわかります。
Ethereumクライアントをダウンロード
sudo apt-get install software-properties-common
sudo add-apt-repository ppa:ethereum/ethereum
sudo apt-get update
マイニングには簡単にEthminerを使いますのでこちらもインストール
sudo apt-get install ethereum ethminer geth
ここまでで、Ethereumクライアントのgethが使えるようになっているはずです。マイニングするにはアカウント(というかアドレス)を作る必要があります。
こちらも簡単。
geth account new
パスワードを入力するわけですが、このパスワード忘れたら掘ったETHは永遠に失われます。気をつけましょう。
Address: {自分のアドレス}
このアドレスが自分のウォレットアドレスです。こちらもメモとって置くといいでしょう。
マイニングプールに参加して掘る
ソロでマイニングしても、まあ掘れることはありません。
多数のコンピュータが集合しているマイニングプールに参加してマイニングすると計算量に応じてその分け前に預かれます。こちらも一行でできます
ethminer -F http://eth1.nanopool.org:8888/0x16ca14300510b0bade1f892e80595a5aba15c3ad/test1/yutaka.kobayashi@todai-dream-net.com -G
さて、それぞれの説明です
ethminer -F http://eth1.nanopool.org:8888/(0x+WALLET_ID)/(woker_name)/(mail_address) -G
-
-G
GPUを使って計算するということ。なければCPUでのマイニングになります -
-F
Fの後に接続先URLの指定が入ります。 - 自分のwallet_id(アドレス)の先頭に0xを追加したもの
- worker_nameということで複数台マシンを使う時などの命名区別をします。ここではtest1にしました
- mail_address自分のメールアドレスですね。マイニング停止した時に通知を送ってくれます
マイニング状況は
https://eth.nanopool.org/account/0x(wallet_id)
で確認できます。